7・7有明で井上雅央が悲しき“就活”

2013年06月30日 16時00分

「悲しきレジェンド」誕生か。悲しき中年・井上雅央(43)が途方もない野望を抱いて、ノア7・7有明コロシアム大会に臨む。

 

 雅央は有明大会で小川良成と組み、藤波辰爾、越中詩郎組と激突。ドラディションの藤波とはデビュー24年目にして初対決となるが、フリー戦士らしい特別な思惑を胸に秘め、ドラゴンに挑む。「初対面の藤波さんに自分をアピールして仕事を増やします。そこはひとつ、よろしくお願いします」と実った稲穂のように深く頭を下げた。

 

 5月11日の小橋建太引退興行以降、古巣のノア以外で雅央が参戦したのはIWAの1試合のみ。貯金もいよいよ底を突き、新たな職場を探さなければ今夏はプールにすら行けないという。

 

 藤波に認められればドラディションはもちろん、藤波がレギュラー参戦するレジェンドプロなどにも呼ばれる可能性もあり、雅央にとって有明決戦は大事な“就活”なのだ。

 

 特にレジェンドは全国ツアーを展開するおいしい団体だ。実績がないことは百も承知で、雅央は「僕も20年以上もやってきているんで、エッヘン」とキャリアでいえば、レジェンドの末席にいる資格はあると主張。確かにナマクラな体のまま四半世紀もプロレスを続けてきたことは、ある意味“伝説”ではある…。

 

「藤波さんや長州さんらと同列なんてめっそうもありません! スケールの小さすぎるレジェンドでいいので隅のほうに置いてもらえれば…」と雅央は切々と訴えるが、さあどうなる。