曙 浜との「SMOP」解散覚悟

2013年06月23日 16時00分

 元横綱曙が22日、盟友で全日本プロレス・浜亮太との角界コンビ「SMOP」解散を覚悟した。

 

 合計415キロを誇るメガトン級ユニットも、見納めとなりそうだ。曙は「お互いが無理する形で続けてもしょうがない。いつかは終わりが来る。ボク個人としての気持ちはSMOPを続けたいと思ってますが…」と打ち明けた。

 

 全日プロのお家騒動を受けて、白石伸生新社長に対する反発心を強めた浜は退団を決意。曙は「本人が決めることだし、子供じゃないから」と相棒の意向を尊重する意向だが、喧嘩別れしたわけでもないため心中は複雑だ。曙の発言からは、不可抗力による決別が避けられないもどかしさがにじみ出る。

 

 しかし、わずかな望みは捨てていない。今日23日の北海道・札幌大会で曙、浜組は世界タッグ王者の秋山準、潮﨑豪組に挑む。至宝を奪い取れば、風向きが変わる可能性もある。

 

 曙は「何度も言ってるようにボクはフリー。全団体にSMOPを欲しがるような試合ができれば。他団体での防衛戦? 会社が許せばできないことはない」と断言した。

 

 浜が全日プロを離れても曙がフリー選手であることに変わりはない。今度はお互いにフリーとして、全日マット以外で防衛ロードを歩む構想もあるわけだ。そのための発言権を得るためにもベルトは不可欠だ。

 

 曙は札幌2連戦の初日となったこの日、潮﨑とタッグ戦で前哨対決。一進一退の肉弾戦の末にチームは敗れたが、気合は一段と充実。「とりあえずベルトを取らないと始まらない。リングの中に専念するだけ」と集中力を高めていた。