森嶋欠場で丸藤決断 3対4ハンディ戦

2013年06月20日 16時00分

 俺が決める。ノアの天才児・丸藤正道(33)が18日、3対4のハンディ戦を了承した。ノアはこの日、森嶋猛(34)が右肩腱板損傷などのため長期欠場すると発表。30日後楽園大会ではBRAVE対ノーマーシー4対4キャプテンフォールマッチが予定されているが、丸藤は森嶋抜きでの強行を決断。勢いをつけてKENTAとのGHCヘビー級戦(7・7有明コロシアム)に臨むという。

 

 予想外のアクシデントだ。森嶋は「右肩腱板損傷」「左膝内側側副靱帯損傷」などのため23日三条大会から欠場。30日後楽園大会のキャプテンフォールマッチ(丸藤、森嶋、モハメド・ヨネ、小峠篤司組対KENTA、杉浦貴、平柳玄藩、マイバッハSUWAJr.組)戦は、急きょ変更を強いられることになった。

 

 ところが副社長でもある丸藤はまさかの決断を下した。「BRAVE対ノーマーシーの決着戦なんだから、代わりの人間を入れるわけにはいかない。3人で行きます。大丈夫!」と3対4のハンディ戦強行を決めたのだ。両軍のキャプテンは7・7有明でGHC王座をかけて争う丸藤とKENTA。タイトル戦へ向けての大事な前哨戦で、大きな負担を背負う格好となるが、丸藤に悲壮感はない。「キャプテンの俺が取られなければいいだけの話。何人いようが俺がKENTAから取ればいい。前哨戦のハードルが高ければ高いほど、本番はやりがいがある」と言い切った。

 

 13日後楽園の「三沢光晴メモリアル」では杉浦との激闘を制し、亡き恩師の遺影に勝利をささげた。

 

「あの試合で何かがはじけた。これまでは一歩引いてる自分がいたけど、それじゃダメだと痛感した。勢いもついたしぶっ飛ばしていくよ」。最近は負傷明けということもあって、前面に出ていくことを控えていた部分もあったという。しかし杉浦戦勝利でそんな気持ちも吹っ切れた。

 

 ヘタをすればもろ刃の剣になりかねない決断を下した丸藤だが「それが俺の生き方だから仕方ない」と胸を張る。ハンディ戦を制した勢いで、7・7有明で終生のライバルKENTAに引導を渡す決意だ。