ハル・ミヤコ女史がOSW一時撤退を宣言 強敵用意するなら「伝説のUMA」復活へ

2019年09月01日 20時31分

一時撤退を宣言して引き揚げた(左から)のっぺらぼう、ハル・ミヤコ女史、宇宙人グレイ

 バイバイよ。くいしんぼう仮面率いる「OSW(オーサカ・スタイル・レスリング)」旗揚げ戦が1日、東京・足立区の芸術センターホワイトスタジオで開催され、新生IWAジャパンのUMA軍を率いるハル・ミヤコ女史(年齢非公開)が予告通り「第三の男」のっべらぼう(年齢不詳)を投入。兜王ビートルを一蹴してOSW一時撤退を宣言した。

 ハル女史は最初に宇宙人グレイを伴ってリングインしたが、宇宙人は地球降臨から3週間も経過しているためか、体はかなりしぼんで歩くのがやっと…。場内からは「本当に戦えるのか?」の声が上がった。ここでハル女史は「ノンノン、第三の男は別に存在します。カモ~ン、のっぺらぼう!」と最終兵器を呼び込んだ。

 8月14日に荒川土手に降臨したのっぺらぼうは「犬神家の一族」の助清のような風貌だったが、この日は戦闘バージョンに変身したため、力道山時代の名覆面レスラー・ミスターX、あるいは西川のりお扮するオバQにしか見えなかった。妙にゴツい体ののっぺらぼうは、ビートルをパワーで圧倒すると、最後はクルリ丸め込む省エネ殺法で快勝した。

「オーホッホ、OSWはこの程度ですか。冗談じゃありません。のっぺらぼうはもう少し力のある相手でなければ、二度と降臨しません。ハッキリ申し上げます。この程度ならノー・サティスファクション。一時撤退よ!」とハル女史は高笑いを決め込んだ。受けたビートルは「絶対に勝ち逃げは許さへんからな!」と叫ぶのが精一杯だった。

 OSWは10月14日と11月3日に同会場で東京大会を開催。強敵を用意しない限り、UMA軍団はOSWから撤退する方針だ。

 だが、もし強敵を用意されれば「伝説のUMAを復活させます。11月3日ならちょうど私のスケジュールも空いています。大物が参戦するという噂を聞いたわ。その試合に対抗すべく、荒川土手の地面奥深くから、あの男が蘇生するはずです。ヒー・イズ・ザ・レザレクション。でも強敵を用意しなければハロー・グッドバイよ!」と、ハル女史は状況次第で新UMAを用意する構えを見せた。

 ハル女史は大会終了後、フラフラの宇宙人グレイと、健康のため適度にいい汗をかいたのっぺらぼうを引き連れ、秋の香りが漂い始めた北千住を離れ、UMA軍団の聖地である荒川土手へと戻った。

 一方、そのころ、浅野起州前IWA社長(66)は経営する新宿2丁目の定食屋「花膳」の有線から流れるザ・ストーン・ローゼズの名曲「アイ・アム・ザ・レザレクション(僕の復活)」に鼻歌を合わせながら皿洗いに励んでいたが、扉を開けたままカウンターに座ったマナー知らずの一見客を「ドアを閉めんか!」と一喝。反選手会同盟(後の平成維震軍)時代の小林邦昭(63)のような、オトコの迫力に満ちた怒声で「花膳」の天井は一瞬、飛びそうになった。