新世代に受け継がれる「四天王」の魂

2013年06月16日 16時00分

 全日本プロレス時代の1990年、天龍源一郎らの大量離脱を受けて団体の看板となった三沢さん、小橋、川田、田上らが3冠、世界タッグを争って死闘を展開。肉体の限界を超えた戦いは「四天王プロレス」と呼ばれ、ひとつのブランドとなった。

 

 2000年に三沢さんらが中心となってノアを旗揚げした後も、秋山準を交えて同様の超絶的な激闘は続いた。しかし2009年に三沢さんが亡くなり、今年5月に小橋が引退。川田もセミリタイア状態にあり、新日本プロレス2010年8月15日の両国国技館大会を最後にリングに上がっていない。田上の引退により、一時代を築いた「四天王プロレス」は事実上、終わりを告げることになる。

 

 現在はGHCヘビー級王者・KENTA、丸藤、杉浦らの元ジュニア勢がウエートを上げて、スピーディーかつハードな内容の試合を続けている。「四天王」の名称は消えることになるが、その魂は継承されていくことになりそうだ。