森嶋13日・髙山戦でダイビング弾解禁

2013年06月10日 16時00分

小島にトップロープからミサイルキックを見舞う森嶋

 ノア「三沢光晴メモリアルナイト」(13日、後楽園ホール)で髙山善廣(46)と一騎打ちする森嶋猛(34)が、恐怖爆弾の投下を予告。この一戦で次期GHCヘビー級王座挑戦をアピールする決意のクロフネは、帝王の生死に関わる禁じ手の解禁をほのめかした。その殺人技とは、3年前に髙山自身が「死んじゃうよ」と封印勧告したダイビング・ギロチン弾だ。

 

 5・12後楽園大会で髙山の丸め込みで敗れた森嶋が戦慄のリベンジ予告だ。「俺が丸め込みなんかしてもお客が納得しない。この体をフルに使ってやり返す。久々に飛ぶかもよ。そういえばあの技も髙山戦以来やっていないな」と、しばらく使用していない肉弾殺法の解禁をほのめかした。

 

 髙山戦で封印した技といえば、ひとつしかない。2010年グローバルリーグ戦最終戦(5・2日本武道館)で放ったダイブギロチン弾だ。ポスト最上段から160キロの首刈り刑をモロに食らった髙山は辛うじて3カウントを逃れ、最終的には優勝を果たしたが、試合後に「死んじゃうよヘタしたら…。(当たったのが)顔だったら死んでるよ」と悲鳴を上げたため、森嶋はこの技を禁止とした。非情すぎる決断だが、ベルト奪還のためには鬼にならざるを得ない。

 

 GHCヘビー級王者のKENTAは同日に開催される丸藤正道vs杉浦貴戦の勝者を次期挑戦者に指名。だが森嶋は「王者の意見は大切だが、髙山戦に勝てば可能性はある。最終的に判断するのはお客さんだ。後楽園で真意を問いたい」と“民意”による逆転割り込みを狙っており、丸藤vs杉浦戦以上のインパクトを残すため、禁じ手にあえて踏み切るのだ。

 

 さらに森嶋は「ムーンサルトもやってないな…」と実に5年ぶりとなる月面水爆の解禁も示唆。とにかくあの豪快、痛快の“空飛ぶクロフネ”を完全復活させ、帝王に雪辱して一気にGHC戦へと持ち込む決意だ。

 

 6日の鹿児島大会では川畑輝鎮をバックドロップで圧巻KO。乗ってきた森嶋はもう誰にも止められない。