秋山「全日株を武藤さんに返すべきだ」

2013年06月05日 16時00分

 激動の全日本プロレスに“外敵”として参戦中のバーニング総帥・秋山準(43)が、揺れる胸中を赤裸々に明かした。全日プロとフリー契約を結ぶ秋山ら5選手は6月いっぱいでの契約満了を告白。全日OBでもある秋山は新社長に就任した全日プロのオーナー会社「スピードパートナーズ(以下SP社)」社長の白石伸生氏(40)に対し、武藤敬司前会長(50)に全日プロの株式100%を返還するように強く要請した。

 

 ――2月から本格参戦した古巣のお家騒動をどう思う

 

 秋山:しょうがない。しょうがないとしか言いようがない。

 

 ――参戦の決め手は前社長の内田雅之氏(51)の呼び掛けだった

 

 秋山:最終的に俺らが判断したこと。ノアを辞めた俺らを引っ張ってくれた内田さんと武藤さんには感謝しかないですよ。内田さんは辞める時に「すみません」と言ってくれたし。武藤さんだって、(プロレス界の)先輩として「いい試合だったよ、ありがとう」と言ってくれる。武藤さんから言われたら、誰だってうれしいと思う。

 

 ――恩義を感じている

 

 秋山:内田さんと5月に交わした契約は6月いっぱいで切れる。4月から1か月ごとに契約書を作ってくれた。俺らが動きやすいようにしてくれたんだと思う。この先は分からない。ただ、5人で固まって行動するのは変わらない。

 

 ――潮﨑豪(31)とは世界タッグ王者。契約が切れてもベルトを持っていた場合は

 

 秋山:フリー参戦という形になるのかな…。でも、みんな辞めちゃったり、俺らしかいなかったら返上するしかない。フロントだけじゃどうにもならない。戦うべき相手がいるから戦うわけで。

 

 ――理想的な着地点は

 

 秋山:本当に株を全部返してほしい。武藤さんに。全日本という名前は俺が生まれた場所で、すごく思い入れもある。取り戻そうとしてくれている武藤さんの頑張りに期待するしかない。

 

 

 ――白石氏をどう思っているのか

 

 秋山:企業家としてはすごいのかとは思うよ。社長になったら全て思い通りに回ると思ってるんじゃないかな。よく白石さんが「プロレス村」がどうのと言うけれど、そんなにプロレスだけが特殊なの? 俺らはプロレスの職人だし、武藤さんとかに「いい試合だった」と言われれば意気に感じるし、また頑張ろうと思う。俺から言わせたら白石さんの方が特殊だと思うよ。「1日付で社長になりました」と言われても社員だって知らないし。血が通ってない。

 

 ――不信感は根強い

 

 秋山:そば屋にすごい洋食チェーン店が入ってきて成り立つと思う? 料理人もいなくなって、ヘタしたら全く違う料理が出てくる。お客さんがかわいそうだよ。

 

 ――白石氏は残留者は7月から新契約。離脱希望者は9月いっぱいで契約解除の方針を示した

 

 秋山:残る人間と残らない人間で、うまくいくワケがないでしょ!? 俺らはどこのリングに上がるのか分からなくなるけど、いいパフォーマンスをするのが信念。お客さんを引っ張るいい試合をしていくよ。