殴る蹴るの嵐…藤田が戦慄ショー

2013年05月27日 16時00分

 IGF王者・藤田和之(42)が戦慄の顔面蹴り連発で、小川直也(45)、鈴川真一(29)組を粉砕。IGF「GENOME26」(26日、東京ドームシティホール)はゴング直前に対戦カードが決まる大混乱の中、ボビー・ラシュリー(36)とタッグを結成した藤田が底知れぬ強さを見せつけて「プロレスをナメるな!」と小川組を一蹴した。

 

 結局「X」はゴング直前まで決まらず、この日のメーンはIGFならではの展開となった。

 

 イノキゲノム・トーナメントで優勝した鈴木秀樹がリングに居残って出場をアピールする中、準決勝で澤田敦士と両者リングアウトで姿を消した鈴川が小川とともに入場。藤田は早々にラシュリーと“日米黒人タッグ”を結成しリングイン。当然のように鈴木と鈴川が乱闘を繰り広げ、ストンピング乱射で鈴木を場外に蹴落とした鈴川が成り行きで小川とタッグを組むことになった。

 

 だが鈴川は、ゴングと同時に藤田の強烈なパンチ、ストンピングの嵐に大苦戦。全力で突進してハリ手をかますが、エプロンで顔面を蹴り上げられ一気に失速。その後もダウンと蘇生を繰り返しつつ、藤田、ラシュリーに立ち向かった。

 

 ほとんど存在感を失ってしまった小川は、ラシュリーを相手にバックドロップ、足4の字固めで孤軍奮闘したものの、鈴川の突進、ケンカファイトに振り回される形となり、いいところなし…。最後は小川と花道で乱闘後、いち早くリングへと生還した藤田が、鈴川の顔面をシューズで何発も蹴り上げ、ついにはレフェリーストップが入った。

 

 場内は一瞬、戦慄で静まり返る。藤田は「おい、プロレスやるんだぞ。(プロレスを)ナメんなよ。分かったな」と、小川と鈴川を一喝して退場。「このリングは最も危険なリングだ。それを身を持って教えてやっただけ」と吐き捨てた。

 

 一方の小川は「おいおい。ハチャメチャは嫌いじゃないけどな、プロなりのハチャメチャでやってくれよ。今日は鈴川に全部壊された。藤田どころじゃなかった…」と語るにとどまった。

 

 当然、これから先は完全に未定。藤田と小川の抗争は、周囲を巻き込みつつ新たなステージへと突入する。