ハル・ミヤコ女史 UMA軍団「第三の男」投入を予告「見てらっしゃい」

2019年07月07日 20時23分

くいしんぼう仮面(中央)を攻めるタイガー・ジェット・シンジュク・荒川、ハル・ミヤコ、ゴージャス松野(左から)

 さあ、本格復活よ。新生IWAジャパンのUMA軍団を率いるハル・ミヤコ女史(年齢非公表)が7日、「第三の男」投入を宣言した。

 ハル女史はこの日、くいしんぼう仮面が旗揚げした「オーサカ・スタイル・レスリング(OSW)」が主催する「第2回覆面レスラー世界一決定ワンデートーナメント東名阪ツアー」東京大会(足立区東京芸術センター・ホワイトスタジオ)に参戦。秘密兵器のタイガー・ジェット・シンジュク・荒川(無気力のため年齢非公表)とマネジャー役のゴージャス松野(58)を投入した。全盛期のIWAジャパンを思い起こさせる3人だ。

 1回戦では、荒川が3月の第1回大会を制したミラクルマンと激突する予定だったが、直前でまさかのハプニングが起きた。ハル女史はゴング前にリングジャックすると、本家本元のタイガー・ジェット・シンから預かったサーベルを手に「グッド・イブニング、トーキョー・ダウンタウンのエブリワン。この輝かしいサーベルはミスター・シンから預かった、IWAジャパンの魂が宿った大事なサーベルなのです…」と高飛車にスピーチを始めた。

 さらにはミラクルマンに対して「我々3人と勝負なさい!」と理不尽な要求を突きつけ、覆面世界一決定トーナメントにもかかわらず、3対1のハンディキャップマッチを要求した。

 まるでアントニオ猪木対はぐれ国際軍団のような壮絶な死闘に…なるはずもなく、試合は混沌の一途を極めた。後半からはあまりの理不尽さにあきれたミラクルマンのセコンド・くいしんぼう仮面が加担したため、2対3の展開に。くいしんぼう仮面の挑発に怒ったハル女史がリング外まで追いかけ回したため、UMA軍団がリングアウト負けとなった。

 3月の中年モグラ男に続くUMA軍団の1回戦敗退にハル女史は激怒。「このカンパニーはゲストに対して失礼にもほどがあります。こうなったら荒川の土手から『第三の男』を呼びますわ。あのUMAも、このUMAも呼ぶからOSWは覚悟なさ~い!」とUMA軍団による団体ジャックまで宣言した。もちろんキャロル・リード監督の名作(1949年作)とは無縁だ。

 過去にはビッグフット、デスワーム、雪男、チュパ、デスワーム、宇宙人グレイなど有能な人材(?)を輩出したUMA軍団とあって、言葉の意味は重い。次に復活するUMA戦士についてハル女史は「もちろんトップ・シークレット! とにかく私は本気になりました。見てらっしゃい、OSW!」と言い残し、すっかりくたびれた荒川を控室に置き去りにして会場を後にした。

 トーナメントはミラクルマンが優勝。ツアーは14日の名古屋、27日の大阪と続き、それぞれワンデートーナメントが開催される。

 一方、そのころ、IWAジャパンの創設者である浅野起州前社長(66)は、あいにくの梅雨空で客足がサッパリ伸びない新宿2丁目の定食屋「花膳」のカウンター内で「ヒマですねえ…。梅雨が明けたら事務所の倉庫の整理でもしようかしら。門田のTシャツは廃棄して、いろいろと虫干ししないとねえ」と、頭上から降臨しつつある恐怖の瞬間を本能的に感じ取りつつ、皿洗いに余念がなかった。