「W―1グランプリ」で初優勝した稲葉大樹(31)が3日、都内で一夜明け会見を行い、W―1チャンピオンシップ王者T―Hawk(29=OWE)に9・1横浜文化体育館大会で挑戦することが決まった。

「令和1発目のグランプリで優勝することができました。自分自身、なかなか過去のグランプリでいい成績を残せていなかったのでうれしいです」と喜びを語った稲葉は「準決勝、決勝と一日で2試合になるので、体重を落としてスタミナ面を強化したのがよかった」と勝因を分析した。

 王者とは18日の新木場1stRING大会と、8月1日の後楽園ホール大会で前哨戦としてタッグマッチが組まれた。過去に試合をしたことは一度もないといい「試合を見る限りいい選手だと思う。優勝した自信を持っていく。どっちが強いか楽しみ」と試合が待ち遠しい様子だ。

 横浜文化体育館大会ではメインを務める。「大きい大会のメインに立てるのは光栄。責任を感じる。W―1の代表として戦ってベルトを取り返す」と王座奪取を誓った。