「タイガー・ジェット・シンジュク・荒川」降臨 荒川での特訓キャッチ

2019年06月19日 20時12分

ハル女史(奥)とタイガー・ジェット・シンジュク・荒川

 狂虎再びよ。約20年前にIWAジャパンを席巻したタイガー・ジェット・シンジュクが、令和バージョン「タイガー・ジェット・シンジュク・荒川」に生まれ変わり、再降臨することが19日、明らかになった。

 すっかり梅雨空も抜けて真夏の暑さとなったこの日、荒川土手で何やらトレーニングに励む2人の姿が…。新生IWAジャパンでUMA軍団を率いるハル・ミヤコ女史(年齢非公開)だ。ハル女史は「オッホン、ご紹介しましょう。UMA軍団の新兵器、T・J・S・荒川です」と得意げに荒川との練習を公開。今後のUMA軍団の戦略について長~い演説を始めた。

 ざっくり説明しよう。荒川はくいしんぼう仮面が旗揚げした「オーサカ・スタイル・レスリング(OSW)」が主催する「覆面レスラー世界一決定ワンデートーナメント東名阪ツアー」東京大会(7月7日、北千住ホワイトスタジオで開幕)に参戦が決定。1回戦では3月の第1回トーナメントを制したミラクルマンと激突する。ちなみに同ツアーは7月14日の名古屋、7月27日の大阪と続き、各大会で優勝者を決める(荒川は東京のみの参戦)。

「3月は中年モグラ男がだらしない姿をお見せしましたが、今度はノンノン違います。あんなナマクラと違って、荒川は狂える虎の遺伝子を持っている優秀なUMAなのです。忘れないうちにマネジャー役として参戦する男の名前も発表しましょう。ゴージャス松野よ!」とハル女史は、メガネの赤い縁を自慢げに傾けた。

 現在DDTで活躍する松野は、言わずと知れたIWAジャパン出身の選手。本家本元の“狂虎”タイガー・ジェット・シンのIWA参戦時にはマネジャー役を務めた。狂える荒川をコントロールするには最適任の存在だ。

「さあ荒川、この川をガンジス川だと思ってダッシュするのよ!」と指令を受けた荒川は「よっしゃ!」と勢いよくショートダッシュを始めたものの、約5分後には息切れする始末…。しかも狂える虎の守護神であるサーベルをだらしなく股間に倒したまま、河原に倒れ込んでしまった。

「ハア…。起きなさ~い、荒川!」と威勢もよくタオルを頭に巻いてコーチ役を務めたハル女史の罵声にも、ガンジー譲りの無抵抗主義を貫く荒川は、そのままグーグー昼寝を決め込んでしまった。とはいえ、得意の?死んだふりの可能性もあるだけに、自宅から走って数分と思われる北千住に大旋風を巻き起こす可能性も十分ある。

 一方、そのころシンジュクの生みの親である浅野起州前IWAジャパン社長は、経営する新宿2丁目の定食屋「花膳」のカウンター越しに「ねえねえ、お客さん知ってますか。最近はMLBでもIWA(注・IWATEの間違い)が話題になってるんですってっ。ヤクルト1本サービスしちゃおうかしらっ」と塩サバ焼き定食に舌鼓を打つ常連客にムダ口を叩きながら、背中まで迫っている恐怖の瞬間を全く予見できずにいた。