中邑強行「メキシコで防衛戦」

2013年05月12日 16時00分

 新日本プロレスのIWGPインターコンチネンタル王者・中邑真輔(33)が、王者の強権発動を予告した。同王座の原点回帰を目指す中邑は、メキシコ遠征中の防衛戦強行に意欲。新日プロに無断で絶対王者の特権を振り回すつもりだ。

 

 中邑は11日からメキシコ・CMLLに遠征中。かねて熱望していた“ベルト輸出案”が実った格好だ。

 

 となればやるべきことは一つしかない。昨年8月に米国でV1戦を行うなど、戴冠当初からベルトを利用しての世界進出をもくろんでいた中邑は「インターコンチのベルト持ってるんだから、もともとこういうこと(が本筋)なんじゃないの? タイトルマッチもやってきちゃおうかな」とニヤリ。IC王座初のメキシコ国内での防衛戦を視野に入れている。

 

 問題があるとすれば、ベルトを管理する新日プロに無断で防衛戦を行うことができるのかという点だ。米国遠征時の防衛戦も、出発前からスケジュールに組み込まれていたからこそ実現した。

 

 だがすでに8度の防衛に成功している中邑は「こんだけ防衛してるんだ。(自分に)一任したっていいんじゃない? まあしっかり持って帰って来なきゃいけないんでしょうけど」と長期政権王者の特権を主張し、強行突破も辞さぬ構え。実際に現在のCMLLは重量級の層も厚い。1月の防衛戦で退けながら再戦を要求されていたラ・ソンブラ、G1参戦経験があるルーシュ、元WWE戦士のマルコ・コルレオーネらを挑戦者候補にリストアップし、遠征中にその実力を見定める方針を明かした。

 

 出発日が同じ京都府出身・小橋建太の引退試合(日本武道館)と重なったことで「小橋さんの引退試合を見れないのだけが残念かな…」と語った中邑だが、歩みを止めるわけにはいかない。IC王座の絶対王者は、ベルトのさらなる価値向上を目指し海を渡る。