小橋&秋山の“漫才コンビ”こうして生まれた

2013年05月05日 11時00分

【連載3】5・11武道館 さらば鉄人 小橋建太

 今回は小橋建太(46)の一挙手一投足に目を凝らし、「鉄人ウオッチャー」としても名高いバーニングの秋山準(43)が登場だ。後輩でありながら、小橋に容赦ないツッコミを連発。まるで漫才コンビのような関係はなぜ生まれたのか。


 全日プロに入門した秋山を待っていたのは“練習の鬼”小橋の洗礼だった。

 秋山:もう勘弁してくれだったよね。夜はフリーだけど、小橋さんが練習するから必然的にやらないわけにはいかない。夜中の12時に(当時練習場だった)空手道場でプッシュアップって…。でも不思議と嫌な気はしなかったね。

 1998年に小橋を中心とするバーニングが結成され、2人の距離はさらに縮まる。行動を共にし、ますます小橋の言動が秋山の目に留まる。

 秋山:やっぱり小橋さんが天然だった。小橋さんの誕生日会でブランド物の淡い紫色のネクタイをプレゼントしたんだよ。その場でネクタイが入った箱を小橋さんが開けて、白い包み紙を見て「準、ありがとな。キレイな白のネクタイだなあ…」って。そりゃあ「それ、紙でしょ!?」となる。

 それでも小橋は自らを「俺はツッコミだから」と言い張ったこともあるとか。ただ、秋山は特例で、小橋との接し方には注意が必要だという

 秋山:どこに“地雷”があるか分からない。俺が言ったことと同じことを周りの人が言ったら怒る。俺もとんでもない後輩だな。小橋さんが偉いよ。出会って20年、仲良くしてくれるのは小橋さんが寛大だから。

 独特な関係性は現在のバーニングも継承。近ごろは潮﨑豪が先輩の鈴木鼓太郎をイジリ倒す。秋山も「悪影響だったかも」と反省気味。ワガママを許してくれた小橋のためにも、秋山は全力でバックアップする。

 秋山:一番いい形でリングに立って降りられるようにサポートする。最後にバーニングハンマーは見たいね。力持ちの健介さんもいるから、2人で(餌食となる)誰かを小橋さんの肩に乗せてあげようか、ハハハッ。


 *次回は腎臓がん手術時の執刀医、横浜市立大病院の中井川昇医師が登場。