【アクトレスガールズ】安納サオリ 「目標は東京ドーム!何万人の人に私を見てもらいたい」

2019年04月04日 16時30分

安納が見据えるのは女子プロ界の頂点だ

【リングを彩る魅惑の女子ファイター】今週から注目の女子選手にスポットを当てる新連載「リングを彩る魅惑の女子ファイター」がスタート。第1回は「アクトレスガールズ」所属の“絶対不屈彼女”こと安納(あのう)サオリの登場です。

 滋賀・大津市出身の28歳。上京して10年になる。幼少期からダンスを習い、小学生時代からモーニング娘。のオーディションも受けた。高校を卒業後、夢の実現のためタレントの養成所に入った。「人に見られること、表現することが好きでした。小さいころは変な自信しかなく、テレビに出ている同世代の方を見ると絶対私の方がいけるなって思ってました」

 だが人生はうまくいかない。2年後に卒所も所属事務所は決まらず、人にもだまされた。オーディションを受けながらも、何もしない生活が続いた。「でもあきらめたくなかった。夢に向かう気持ちでした」。舞台に出るようになり、代表の坂口敬二氏と出会った。「絶対プロレスをやった方がいい。成功する」という言葉が背中を押した。

 プロレスを見たこともなければ、スポーツ経験もない。舞台の合間に練習に通う生活が続いた。「性格的にとりあえずやってみないと分からないというのがありました。でもやってみるとしんどい。怠け者なので、何とかして辞めようと思っていました」

 次第に一緒に練習する仲間が増え、負けず嫌いの性格が出た。自宅では敷布団の上でも練習をした。デビューは2015年9月6日の新木場1stRING。当初は女優との二足のわらじを履くことに批判の声も届いた。だが「プロレス9割、女優1割」となった今、各団体から引っ張りだこの人気選手に成長した。

 好きな男性のタイプを「尊敬できる人、一緒にいて居心地がいい人ですね」と語り、結婚について「したいです。子供が欲しいんですよ。2人の弟とは仲良しで両親もラブラブ。そういう家庭をつくりたい。子供ができてもプロレスを続けたい」とはにかみながら話す表情はプロレスラーでも女優でもない普通の女のコだ。「見たい景色がある。何千人、何万人の人に私を見てもらいたい。目標は東京ドームです!」。長い道のりを一歩一歩、確実に進んでいる。