元女子プロレスラーの豊田真奈美氏(48)が22日、ツイッターを更新し、スターダムの大会で自身のオリジナル技「ジャパニーズオーシャン・サイクロン・スープレックスホールド」が無断で決まり手に使用されたことについて改めて見解を示した。

 オリジナル技の使用には開発者の許可が必要とする豊田氏の訴えは、プロレスファンの間で賛否両論を呼んでいる。

 豊田氏は「様々な意見がありますが、ジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスは私が大切に使っていたオリジナルの技です」と説明。

「藤本つかさ、日高郁人に伝承し大切に使ってくれてます この二人に敬意を表する意味で他の選手には勝手に使ってもらいたくないのです」と正統な継承者の存在を強調し、理解を求めた。

 プロレス界では「延髄斬り」(アントニオ猪木)、「飛龍原爆固め」(藤波辰爾)、「シャイニング・ウィザード」(武藤敬司)など、日本初のオリジナル技が無数のレスラーに真似され、海外にも拡散した例は少なくない。

 しかし、豊田氏は「それだけ思い入れのある技だとご理解下さい」と力を込めた。