死去・デストロイヤーさん 日本では少年少女にレスリング伝授

2019年03月08日 16時30分

80歳を記念したパーティーで徳光和夫(中)、せんだみつお(右)の祝福を受けるデストロイヤーさん(2010年8月)

 覆面プロレスラー「ザ・デストロイヤー」として日米で活躍したディック・ベイヤーさんが7日(日本時間8日)、米ニューヨーク州北部バファロー郊外の自宅で死去した。88歳だった。親族がフェイスブックで明らかにした。

 デストロイヤーさんは2010年、80歳を記念した都内でのパーティーに出席し、かつてのライバル、元AWA世界ヘビー級王者ニック・ボックウインクル(15年死去)、渕正信、タレントのせんだみつおら数百人がお祝いに駆けつけた。

 多くの人が出席したのは、日本でプロレス以外でもアマチュアレスリングの活動にも尽力するなど幅広い交友があったから。得意技の足4の字にちなんで命名されたNPO法人「フィギュアフォークラブ」が07年に設立され、レスリングを通じた青少年の育成に貢献した。東京・港区では少年少女が参加する「デストロイヤー杯」も開催された。

 当初は数人だったクラブ生は10年当時で約120人に増え、親日家・デストロイヤーを象徴する活動の一つとなった。