藤波辰爾(65)が主宰するドラディション4月26日後楽園大会にアントニオ猪木氏(76)が来場することが28日、発表された。

 約2年ぶりとなる師匠の来場が決まり「今回はしっかり、猪木さんの一番似合うリング上で皆さんと(猪木を)共有したい。内容的なものは今、思案中です。プロレスファンの心に残る大会にしたい」と笑顔を見せた。詳細は未定ながらトークショー形式などを候補に、猪木氏がリング上からファンを楽しませるイベントを行うことになりそうだ。藤波は「これもまた平成最後の記念のイベントになるのかなという気がしますね」と、師匠との再会を心待ちにしていた。

 また4月21日大阪大会の全対戦カードも併せて発表された。メインでは藤波がヒロ斎藤、関本大介と組み、長州力、越中詩郎、坂口征夫組と対戦。6月に引退する長州は同大会が最後のドラディション参戦となる。長州のラストマッチ(6月26日、後楽園)でも対戦相手に浮上している藤波は「永遠のライバルとして、どうしても前に立ちたいという思いがありますよね。もちろん。何の異存もありません」と宣言した。