【IWAジャパン】ハル女史がモグラ男を“蘇生” 覆面世界一トーナメント出場指令

2019年02月14日 21時40分

モグラ男(中)を蘇生したハル女史。右のくいしんぼう仮面は不安を隠しきれない

 新生IWAジャパンでUMA軍団を率いるハル・ミヤコ女史(年齢不詳)が14日、軍団きってのナマクラ・中年モグラ男の蘇生に成功した。

 2日前には青森・酸ヶ湯で積雪4メートルを記録するなど真冬の寒さが残るこの日、東京・足立区の河川敷を歩く奇妙な2つの影があった。ハル女史、そしてなぜか隣には日本一のイロモノ覆面男・くいしんぼう仮面の姿が…。本紙に気づくとハル女史は高飛車に語り始めた。

「オッホン、説明いたしましょう。我々UMA軍、いや新生IWAに平成最後の大仕事が飛び込んできたのです」

 ざっくり説明しよう。くいしんぼう仮面は3月23日新木場で「覆面レスラー世界一決定ワンデートーナメント」(8選手参加)を開催する。すでに地方からがばいじいちゃん、おっさん、グランパショマスク4号などイロモノ色が強い覆面戦士の参戦が決まっているが、どうしても1枠足りない。そこでモグラ男に白羽の矢が立ったというわけだ。

「出てきなさ〜い」とハル女史は小1時間、モグラ男が冬眠を決め込んでいると思われる河川敷を歩いたが反応はゼロ。小休憩を取るため近所のスーパーに入った矢先、ハル女史が自販機の前で小銭を落とすと奇跡が起きた。「チャリ〜ン」というチープな音を聞いたモグラ男が過敏に反応。のそのそと地上に出てきたのだ。

「お呼びですかね?」とショートゴロを捕るように小銭を拾い始めたモグラ男にハル女史は「ユーに今年初仕事よ。トーナメントに出なさ〜い」と指令。しかし予想以上の寒さに震えたモグラ男は「まだ冬じゃないすか。越冬する体力も金もありません。春が来たら起こしにきてください」と力なく語った。

 さらには「山梨で梅が咲いたら起きますよ。トーナメントというからには賞金出るんすよね。やるときはやります。私が地下にもぐったら目印にこれを置いてください。ヨッコラショっと…」とマンホールのフタにも似た謎のトレーニング用具をハル女史に渡し、もそもそと地下へ潜伏していった。

「信用して大丈夫ですかね?」と不安を隠しきれないくいしんぼう仮面に対し、ハル女史は「シャラップ! あの男はやるときはやります。ただしやらないときは何にもやりません。3月になっても起きてこない時は、これを地上から叩き込んで嫌でも引きずり出しますわ!」となぜかその場に転がっていた黒いボウリングの球を蹴飛ばした。

「さあ新生IWA平成最後のハイライト、そして新元号に向けてのスタートよ!」と赤い縁のメガネをキラリと光らせたハル女史。そういえば昨年7月には、配下のチュパカブラ(年齢不詳)にタレント兼プロレスラーの赤井沙希(32)をストーカー襲撃させ、その後のDDT両国大会で和解のダンスを踊り、一部で大きな話題を呼んだ。

「新生IWAは冬に閉店する海の家ですって? シャラップ。そんな批判も3月に封じ込めますわ。営業再開といえばミスター浅野も…」とすっかり最近は年金生活が板につき、身も心も丸くなってキリスト教牧師に転職したという噂が後を絶たない浅野起州前社長(65)にまで、鋭いけん制球を放っていた。