女子プロレス界のカリスマ・長与千種(54=マーベラス)と元レスラーのブル中野さん(51)が27日、都内で行われた書籍「レスラーめし」(大坪ケムタ氏著)の発売記念イベントに登場した。

 長与は昨年11月、札幌市内で妻に暴行している男を止め、一切反撃しなかったことで世間から称賛された。ただ、左手小指を骨折した。

 昨年12月、小指について「1月か2月までに完全に曲がるように治したい」と話していたが「(第1関節が)曲がらなくなった。骨折したまま固まっちゃった」と告白。「グーが握れなくなった」というが「仕方ない」と笑い飛ばす姿に、ブルさんは「誇りに思う先輩」と感服した。長与は団体の代表も務めており「若い子を育てていく」と誓った。

 同書には、長与とブルさんを含む13人のトップレスラーの食事にまつわる秘話を収録。長与は「タバスコめし」、ブルさんは「紅しょうがごはん」を語っている。