“バカサバイバー”こと青木真也(35)が23日、DDTの奥田啓介(27)と白昼の“サウナプロレス”を繰り広げた。

 青木が東京・下北沢の「コロナ ウインターサウナ」で汗を流していると「ここに青木がいるらしいじゃねえか」と店側からタレコミでもあったかのごときタイミングで奥田が登場。試合開始のゴングが鳴らされ、路上に飛び出した2人は打撃合戦を展開した。突然サウナから出てきたコスチューム姿の男たちに、通行人は白い目を向けた。

 その後、店内に戻った青木は水風呂へ奥田を放り投げる暴挙。心臓まひ寸前の相手からスリーパーホールドでタップを奪い、3分51秒の破天荒マッチに終止符を打った。

 何事もなかったかのようにサウナに戻った青木は「奥田の孤軍奮闘感だけが残った。全てはDDT学級におけるイジメみたいなもの。事あるごとに『青木さん、なじめません』って言ってくる。不良をやっておきながら、どういうことなんだ。取りあえず月5試合(組んでもらうこと)からじゃないですか」とエール。汗と遺恨はサウナで流れても、DDT内における奥田の孤立問題は根強く残りそうな気配だ。