【プロレス大賞授賞式】最優秀タッグ賞・諏訪魔&石川と殊勲賞・丸藤、敢闘賞・清宮が急接近 全日VSノア開戦も

2019年01月18日 16時31分

集合写真に納まる受賞者(後列左から)乙黒、石川、諏訪魔、オカダ、棚橋、ケニー、丸藤、内藤、清宮(前列左から)向田、須崎、林下、藤本、川井、奥野

 2019年、夢の扉が開く。第45回東京スポーツ新聞社制定「2018年度プロレス大賞授賞式」が17日行われ、2年連続最優秀タッグ賞に輝いた全日本プロレスの“暴走大巨人”こと諏訪魔(42)、石川修司(43)組と、12年ぶりに殊勲賞を獲得した丸藤正道(39=ノア)、敢闘賞を初受賞した史上最年少GHCヘビー級王者・清宮海斗(22=同)が顔を合わせ、リング上での“再会”を誓い合った。両団体は交流がスムーズに進んでおり、今年は一気に本格開戦へ向かう可能性も出てきた。

 丸藤は昨年「チャンピオン・カーニバル」を初制覇したが、公式戦(4月21日大阪)で諏訪魔に惜敗。久々に顔を合わせた瞬間、闘志に火がつくのも当然だった。

 丸藤:あの時の悔しさは残ってる。石川選手とは一度(DDT昨年10月28日後楽園大会で)タッグで対戦したけど、デカいから戦いたくない。壊されちゃう(笑い)。でも昨年もいろいろ不可能と思われたことが実現してるし、運命の歯車さえかみ合えば、何が起きても不思議じゃないよね。

 その後、丸藤の20周年興行(9月1日両国)には秋山準社長(49)が出場するなど、緩やかながら交流はスムーズに進んでいる。ここで野望をムキ出しにしたのが、かねて他団体進出を熱望している諏訪魔だ。

 諏訪魔:丸藤選手との遭遇は刺激的だった。刺激って一度覚えると、もっと激しいものを求めるのが当然だよな。自分がまだ経験したことのない戦いを追求したい。(ノア参戦は)魅力的だし刺激的だよね。

 2日に全日本に正式入団したばかりの石川も同じ思いだ。インディ時代の下積みが長かった苦労人は、史上最年少王者をまぶしそうに見つめた。

 石川:22歳でGHCのチャンピオンでしょ。対戦経験はないけど、自分にはない華やかさを感じる。ごく素直に見て魅力のある選手だし、戦ってみたいなと思う。(他団体進出は)諏訪魔選手に追従します。面白いことはどんどん追求したい。

 受賞者中、男子最年少の清宮は緊張しながらも堂々と胸を張り、最優秀タッグ賞に輝いた2人に鋭い視線を送った。

 清宮:こうやって至近距離で見ると本当にデカくて分厚いですね。(ノアには)スーパーヘビー級がほとんどいないので、武者震いというか見ているだけでも燃えてきます。

 その後、清宮の私生活における「純粋さ」に話が及ぶと「それなら私の知り合いに『性豪』と呼ばれる高知県出身のスキンヘッドがいるので(以下略)」(石川)と一気に話は脱線したが、それも両団体間に何の障害もないことを証明する。秋山体制は7月で丸5年、ノアは来年旗揚げ20周年を迎える。関係はどう発展していくのか。

 丸藤:僕は復帰戦(2月1日後楽園)がまだですし、今は単なる一選手なので、秋山社長にお任せします。
 諏訪魔 いやいや、こういうことは自分の意思で積極的に動かないとダメでしょう。俺は思いのまま動くぞ、オイッ!

 伝統あるプロレス大賞授賞式だからこそ実現した両メジャー団体の急接近。この日を機に一気に新展開を迎えそうだ。