【新日1・4ドーム】内藤ほぼデスマッチ制しIC王座奪還 ジェリコとの遺恨決着

2019年01月05日 00時01分

ベルトでジェリコを殴打した内藤

 新日本プロレス4日の東京ドーム大会で行われたIWGPインターコンチネンタル(IC)選手権は、挑戦者の内藤哲也(36)が王者クリス・ジェリコ(48)を撃破。昨年6月9日大阪で失ったベルト奪還に成功した。昨年1月5日の後楽園大会でジェリコが襲撃したことにより勃発した両雄の遺恨はちょうど1年でひとまずの決着を迎え、内藤は新たな防衛ロードを歩むことになった。

 ジェリコは内藤から王座を奪取後、11月3日大阪でEVILを退けてV1に成功。前日(3日)の調印式では内藤を机上パワーボムでKOするなど、王者らしからぬ蛮行を続けたまま決戦を迎えた。

 反則裁定なしのノーDQマッチ。いきなり内藤が花道でパイルドライバーを見舞うが、Y2Jはリング下に隠した竹刀で制御不能男をメッタ打ちにする。さらには三角蹴りから場外ブレーンバスター、ライオンソルトで圧倒すると、かつての師匠、故・冬木弘道さん(享年42)のマッチョポーズを決めて「フユキサ〜ン!」と天に向かって雄たけびを上げた。

 畳みかけるように必殺のウォールズ・オブ・ジェリコ(WOJ)。コードブレーカーは不発に終わったが、再度のWOJ。内藤のヒザがギリギリときしんだ。しかし、ここでエプロンの竹刀をつかむと内藤が執念の反撃に出た。かつての野球少年の魂を見せつけるように一本足打法で竹刀をフルスイングして形勢を引っくり返す。

 追い込まれたY2Jはリング下からイスを大量投入するが、イス上への脳天砕きを内藤はDDTで返し、掟破りのコードブレイカーで反撃する。さらにはベルト攻撃をかわすと鮮やかなランニング式デスティーノ一撃。ベルトを逆に顔面に食らわせた後、正調式デスティーノでほぼデスマッチの過酷マッチを制した。

「いらないって言ってるのにベルトのほうから近寄ってきた。よほど俺に愛着があるんだね。封印も破壊も失敗したし、次はどう扱おうかな? その先が知りたい方は明日(5日)の後楽園大会までお越しください」。最後はLIJで独占したIC、IWGPタッグ、ジュニアタッグのベルトを並べて不敵な笑みを浮かべた内藤。制御不能男による新たな暴君政権が始まる。