【新日1・4ドーム】NEVER王座転落の飯伏 担架で退場

2019年01月05日 00時00分

担架で運ばれる飯伏

 新日本プロレス4日の東京ドーム大会で、ゴールデンスター・飯伏幸太(36)はウィル・オスプレイ(25)に手痛い敗北を喫し、NEVER無差別級王座から陥落した。

 まさかの光景だった。鼻血で顔を赤く染めリングで微動だにしない飯伏と、ベルトを手に勝ち誇るオスプレイ。慎重に担架に乗せられた飯伏は、ダメージが大きくそのまま退場。インタビュールームに現れることもなかった。

 試合は序盤から超高速で相手の裏をかき合う、ハイレベルで息つく暇もない攻防が続いた。中盤になると、徐々に打撃戦に移行。ここで体格に勝る飯伏が一時ペースを握り、エプロンのオスプレイをスワンダイブ式ジャーマンでぶっこ抜いた。

 勝利を確信した王者は鼻血を垂らしながらも、してやったりの表情。ところが、その背後ではオスプレイがゾンビのごとく立ち上がった。振り返り、動揺を隠せない飯伏はコークスクリューキックを決められ、続くラリアートで1回転。さらに後頭部へ強烈なヒジ打ちをくらい、必殺のストームブレイカー(変型ネックブリーカー)でとどめを刺された。

 新NEVER王者は「俺の力がわかったか? ジュニアヘビー級の自分がヘビー級と戦えることを証明しただろ? 今回の試合は自分にとって夢だ。アイドルとして、飯伏からインスピレーションをもらってきたから。でも、そんなアイドルも俺のライバルだ」と興奮気味にまくし立てた。

 とはいえ、気になるのは初防衛に失敗し、“担架送り”となった飯伏のダメージだ。新年最初の試合で今後に影響するようなケガをしていなければいいが…。