英国の人気団体「ファイトクラブ・プロ」初の日本大会(1月7日、後楽園ホール)に、WWE「205 Live」で活躍する元ドラゴンゲート・戸澤陽(33)が参戦。現在、ファイトクラブ王座を保持するセンダイガールズの横綱・里村明衣子(39)と黄金タッグを結成する。

 戸澤は8月31日のWWE大阪公演で凱旋を果たしたが、WWE所属選手が他団体の日本大会に参戦するのは異例中の異例。同じ「205」で活躍するヒデオ・イタミ(37=KENTA)が9月1日、両国国技館でノア・丸藤正道(39)と「デビュー20周年記念興行」で奇跡の再会マッチを実現させて以来の“特例”となる。

 今回はWWEでも活躍している里村との初タッグが決定。元ファイトクラブ・タッグ王者の悪党軍団CCK(クリス・ブルックス、ライコス)と激突する。

 またカリスマ・CIMA(41)も参戦し、T―Hawk(28)と組んでローガン・ファン、チーター・チェン組と対戦する。大日本プロレスが誇る“筋肉性豪コンビ”関本大介(37)、岡林裕二(36)組は、英国で新日本プロレスのEVIL、SANADA組と対戦経験もあるオーストラリアの大型悪党コンビ、オージー・オープン(カイル・フレッチャー、マーク・デイビス)との激突が決まった。

 日本のデスマッチ王“狂猿”葛西純(44)は、いずれも米国のハードコア団体CZWで活躍したジミー・ハボック(34)、ドリュー・パーカー(21=いずれも英国)、リッキー・シェイン・ペイジ(34=米国)と4WAYデスマッチが決定。日米英のデスマッチ王決定戦に臨む。

 女子ではセンダイガールズから、仙台の女裏番長DASH・チサコ(30)、ワールドタッグ王者のビューティー・ベアー(橋本千紘、岩田美香)が参戦。後楽園が英国インディ団体独特のマニアックなムードに盛り上がりそうだ。