W―1チャンピオンシップ王者の芦野祥太郎(28)が、26日の東京・後楽園ホール大会で外敵軍「ストロングハーツ(SH)」の総大将・CIMA(41)からギブアップ勝利を収めた。

 芦野率いるアンファンテリブルとSH軍の5対5対抗戦。敵軍から集中砲火を浴びたが、大将同士の局面で意地を発揮した。CIMAに高角度のジャーマンを決めて攻勢に出ると、最後はアンクルロックで捕獲。王者の貫禄を示した。

 試合後は引き下がれない敵軍のT―Hawk(28)が王座挑戦に名乗りを上げ、これを受諾。来年1月5日後楽園大会でのV3戦が決まった。芦野は「アイツに礼儀を教えてやるよ。しゃべりだけだ、アイツら」とキッパリ。団体をけん引する若き王者が、ベルトを盾に外敵の侵入を阻む。