ドラゴンゲートのオープン・ザ・ドリームゲート王者、吉野正人(38)が元WWE戦士PAC(32)の挑戦を受けることになった。

 2人は4日の大阪大会で遺恨が発生。Ben―Kを下しV4に成功した吉野に対し、挑戦者のセコンドに就いていたPACがにらみを利かせて“視殺戦”となった。それから2日を経て直接対決が実現した6日の東京・後楽園ホール大会では、12人が入り乱れる6人タッグ4WAYマッチで激突。目まぐるしく選手が入れ替わる中で、最後は吉野組とPAC組の対決に。吉野とPACは激しくやり合ったが、PACがジェイソン・リーを沈めて勝負を決めた。

 勢いに乗るPACは試合後「ヨッシーノ、マッサートォー! 次の挑戦者は俺だ!」と挑戦を表明。これを吉野が受諾すると「おめでとう。次があなたの終わりの始まりだ、ハッハハー」と憎まれ口を叩き、リングを下りた。

 これにより、王者・吉野vsPACのドリームゲート王座戦が12月4日の後楽園大会で行われることが決定した。勝利を重ねるごとに王者の風格を増す吉野と元WWE戦士はどんなタイトル戦を展開するのか、注目される。