リアルジャパンプロレス「原点回帰プロレス」第5弾大会(12月6日、東京・後楽園ホール)に出場する“大鵬3世”納谷幸男(24)が1日、進化を証明すると誓った。

 W―1の河野真幸(38)と組んで崔領二(38)、KAZMA SAKAMOTO(36)組と対戦することが決定。9月の第4弾大会ではタッグマッチでSAKAMOTOと遺恨が勃発しており「前回の試合後に攻撃を受けた。その借りを返したい」と気合十分だ。闘志の理由はそれだけではない。

 同カードは7月の第3弾大会でも組まれたもので、その後に初代タイガーマスク(60)の意向もあって河野に弟子入りした。2人でW―1のタッグリーグに出場するなど初めて他団体のリングを経験したことにより「巡業で試合数を経験できたことで、心にゆとりを持って試合に臨めるようになりました。練習にも参加して、心身ともに成長できた自信があります」と収穫は大きかった。

 他団体マット経験前との違いが、ダイレクトに初代タイガーに伝わることになる。「来年も他団体で経験を積みたいんです。そのためにも今回、成長をアピールして『外に出して良かった。もっと外に出そう』と思わせたいんです」と熱意を語った。

 遺恨の清算のみならず、今後の“主戦場”を決める一戦になりそうだ。