【ドラゴンゲート】香港興行大盛況! ドリーム王者・吉野正人に新野望芽生える

2018年10月25日 16時30分

香港大会で大歓声を浴びた吉野(上)

 ドラゴンゲートのオープン・ザ・ドリームゲート王者、吉野正人(38)が24日、長期政権樹立へ向けた2つの原動力を明かした。初の香港大会2連戦で成功を収め、新たな異国での野望が芽生えた。また同じ「現世代」と呼ばれた鷹木信悟(35)らの退団により責任感も生まれ、Ben―K(27)とのV4戦(11月4日、エディオンアリーナ大阪)へ気合十分だ。

 ドラゴンゲートは22、23日の2日間にわたり香港大会を開催した。約300人収容の小規模会場ながら、両日とも満員の観衆を集め大盛況のうちに幕を閉じた。

 香港初進出に際し、中心的役割を果たした一人でもある吉野は「期待や熱気がすさまじかった。まだプロレスというものが根付いていなくて、初めて見る人も多かったんですが『面白かった』と言ってもらえる機会も多かった」と語り、確かな手応えを感じ取った。

 新たなマーケットとして大きな可能性を秘める同地での第2回大会は、来春を予定する。「数をこなして浸透させるのが一番。いずれは香港でビッグマッチというものをやりたいですし、香港のタイトルを新しくつくっても面白いかなと。また、そこにドリームゲート(の防衛戦)があるかもしれないですし、可能性はいくらでもある」と声を弾ませ、長期政権への思いを強くした。

 これでV4戦前にモチベーションが高まったが、負けられない理由は他にもある。7月の神戸ワールド大会メインで王座を争った鷹木がフリーに転身し、新日本プロレスに主戦場を移した。一昨年、WWEに移籍した戸澤陽(33)に続き「現世代」と呼ばれる主力選手が退団したことになる。

 だが吉野にとって、これが逆に発奮材料になった。「野球選手とかであればFA宣言する選手もメジャーに挑戦する選手もいるわけで。そんなに気にしていないというか、同じ競技を続ける者としてマイナスなイメージもないし、やりたいことをやっているのは刺激にもなります」

 そのためキャリア2年半の若武者、Ben―Kの挑戦は正面からはね返す決意だ。「簡単に明け渡すつもりはない」。まずはベルトを守り、王者として団体をけん引し続けてみせる。