小川・藤田抗争再燃も猪木は「力道山」探しに熱中

2013年02月28日 16時00分

 昨年の大みそか決戦(東京・両国国技館)から音信不通となり、IGF離脱すらにおわせていたIGF王者・藤田和之(42)が23日の「GENOME24」(東京ドームシティホール)で小川直也(44)を襲撃した。


 両者の遺恨が再びクローズアップされる中、IGF総帥・アントニオ猪木(70)は「まあ、勝手にやればいいんじゃないの?」と2人の抗争に我関せずというスタンス。


 藤田はこの日、負傷欠場した鈴川真一(29)の代役として、予告なしで第1試合に出場し、若武者・定アキラ(19)に圧勝。メーンイベント(小川VS澤田敦士)直前に乱入し小川をパンチとヒザ蹴りで制裁。「オレは試合しに来たんじゃねえ。このイベントを潰しに来たんだよ。ああ、スッキリした。じゃあな」と吐き捨てて姿を消した。


 小川は澤田を裸絞めで下した後、あらためて藤田との再戦を訴える。いよいよ遺恨清算の機運が高まりそうなモノだが、総帥・猪木の反応はシレッとしたもの。


 総括でも、エリック・ハマー(32)や天田ヒロミ(39)らの戦う姿勢を称賛し、210センチの長身で鋭い打撃技を持つ“新東洋の巨人”泰山(24=中国)の可能性に期待を寄せたものの、小川と藤田に関しては「お前らで勝手に決着しろよ」と冷たく突き放すばかり…。


 すでに猪木の視線は中国やパキスタン、キューバでのプロレス興行に向いており、そこで必要なのは「現地の力道山」となり得る地元産の人材。国内では3S(澤田、鈴川、鈴木秀樹=33)が順調に成長しており、もはや小川や藤田は「眼中になし」といった表情だ。


 抗争再燃の藤田と小川だが、現実問題は「猪木VS小川&藤田」という対立構造のようだ。