“過激な仕掛け人”新間寿氏が「プロレス引退」表明

2018年09月13日 16時01分

プロレス引退を表明した新間氏

“過激な仕掛け人”と呼ばれた元新日本プロレス営業本部長で、現在はリアルジャパンプロレス会長を務める新間寿氏(83)が13日、自身がプロデュースする「原点回帰プロレス」第4弾大会(20日、東京・後楽園ホール)をもって「プロレス界から身を引く」と表明した。

 都内で取材に応じた新間氏は、体力的な問題と後進に道を譲ることを“プロレス引退”の理由に挙げ「息子(寿恒氏)とプロレスのこと(マッチメーク)でケンカになった。親子ゲンカをして嫌な思いをさせるくらいなら、身を引いたほうがいいなと。老醜をさらしたくはない。東スポもあんまり1面でプロレスを扱ってくれなくなったしね」と、笑顔を交えながら明かした。

 新間氏は1966年の東京プロレス旗揚げから敏腕フロントとして活躍。特に新日プロではアントニオ猪木氏(75=参議院議員)との二人三脚で、伝説の猪木―モハメド・アリ戦を実現させるなど黄金時代を築き上げた。

 今後はイジメ撲滅キャンペーンの活動に注力していくという。20日の後楽園大会では、プロレスファンへの“餞別”として猪木―アリ戦の復刻ポスター(30人分)と、初代タイガーマスク(佐山聡)のイジメ撲滅キャンペーンポスター(20人分)にそれぞれ初代タイガーの直筆サインを入れたものを、サインボール投げによる抽選でプレゼントする。

 一方、これに慌てたのがリアルジャパンプロレスの平井丈雅代表(53)だ。「引退など絶対にしていただきたくない。新間さんほどプロレスを愛している人はいない。こう言っては何ですが、死ぬまで全うしていただきたい」と、強く慰留する方針だという。

 だが、新間氏はすでに初代タイガーにも報告済みだといい「11月末から12月上旬くらいに、思い出のある京王プラザホテルで『お別れ会』を開きます。みなさん来てください」と穏やかな表情を浮かべた。