昭和の大横綱大鵬の孫で元関脇貴闘力(50)の長男、納谷幸男(24)とW―1の河野真幸(38)が23日、都内で合同練習を敢行した。

 納谷と河野は7月3日の「原点回帰プロレス」後楽園大会で初タッグを結成。大鵬3世の潜在能力に可能性を感じた河野が指導役に立候補しタッグ続行となった。2度目の出撃は9月2日のW―1横浜文化体育館大会で、この日は初の合同トレーニングとなったが、指導役の河野が納谷にハードトレを課す展開に…。

 手押し車などでいじめ抜いた後、自ら納谷の肩に乗りスクワットを命じた。201センチ、130キロの恵まれた体といえど、192センチ、115キロの河野は担ぐだけでも過酷すぎると思われたが、納谷は歯を食いしばりながらスクワットに成功。周りにいたW―1若手を驚かせた。

 その後、ニーアタックやブレーンバスターなど体格を生かした合体技で息を合わせた2人は手応えを感じて笑顔。納谷は「河野さんはデカい人間がどう戦えばいいか知っているからどんどん吸収したい」と言い、河野も「(9月)2日はとにかく楽しむこと。次につながるように頑張りたい」と意欲的に話した。