新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」は12日、東京・日本武道館で優勝決定戦が行われ、史上初めて「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」と「G1」の2大リーグ戦両方の優勝決定戦の舞台に立ったBブロック1位の飯伏幸太(36)は、Aブロック1位の棚橋弘至(41)に敗れ、G1初制覇にあと一歩及ばなかった。

 11日の日本武道館大会では盟友・ケニーとの運命の大一番に勝利。勝ち点12で並んだケニー、内藤哲也、ザック・セイバーJr.全員との直接対決に勝利を収めていた飯伏がBブロック突破を決めたが、優勝決定戦では棚橋弘至との激闘の末、敗れた。「36年で一番頑張った1か月だった気がします。それでもまだダメですか…。でも2年前に復帰してから『絶対に諦めない』って決めて、またプロレスをやり始めたので。僕は諦めないです」と再起を誓った。