新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」(8日、神奈川・横浜文化体育館)のBブロック公式戦、メインで内藤哲也(36)はSANADA(30)との「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」同門対決を制して連覇に望みをつないだ。

 Skull End(変型飛龍裸絞め)を切り返してデスティーノを炸裂させて2敗を死守。試合後のリング上では首の負傷で欠場中の高橋ヒロム(28)に早期復帰エールを送った。

 最終戦ではザック・セイバーJr.(31)と激突する。「自力で何とかなる話ではないけど、皆さまも望んでいるでしょ。今年の夏も、最高のクライマックスを俺がお見せしますよ」。逆転Vを狙う前年度覇者はザックに勝利した上で、ケニーが飯伏との公式戦で引き分け以下に終わると1位に浮上する。逆に内藤がザックに敗れると、今度は飯伏に突破の可能性が復活し、ケニー戦の勝利で優勝決定戦(12日、日本武道館)進出が決まる。