カシン提言「五輪復活目指すなら階級を減らせ」

2013年02月15日 16時00分

 2020年五輪でレスリングが除外ピンチとなったが、この危機に、悪魔仮面ケンドー・カシン(44)も黙っていられなかった。

 

「結局カネだ、カネ。カネにならない競技は切られるってことだ。そしてロビー活動の不足。女子がメダルを量産するから、関係者が浮かれ過ぎたんだろう。ロビー活動といっても永田君のように東金の会場ロビー売店で1000円のスリッパを売る悪徳商法じゃないぞ」


 青森・光星学院で国体優勝、早稲田大では全日本学生選手権3連覇、全日本選手権優勝の経歴を誇るカシンも、プロ入り前は五輪を目指していた。それだけに今回のIOC裁定には少なからず衝撃を受けた。「もともと競技人口が少ないし、誰もがちびっ子レスリングから五輪を目指しているわけじゃない。将来的な人材不足にはつながらないだろう。柔道だって(メキシコ五輪で)一度は競技から外れたんだし。復活するには階級を減らさないとダメだな」とも提言した。


 その一方で、自身もIGF23日の東京ドームシティホール大会から“除外”されたことを明かした。「(レスリングの)ニュースを見て驚いていたら、直後にIGFから電話があり『出る枠がありません』と言われた。試合の準備のために東京に来ていたのに…」とヘソ曲がり男はガックリ肩を落とした。


「これからレスリング協会と協力して、僕もIGF枠に復活できるよう努力する所存です、ハイ」と神妙に語り、東京を後にした。