<小橋建太興行=後楽園ホール(11日)>小橋はノアのGHCヘビー級ベルトを持参し“黒いカリスマ”蝶野正洋(54)とのトークバトル(20分1本勝負)に臨んだ。2人はそれぞれ全日本プロレスの四天王、新日本プロレスの闘魂三銃士として全盛期を誇り、2003年5月2日の新日プロ東京ドーム大会で対戦した。

 当時、GHCの絶対王者だった小橋がV2戦で迎え撃った試合で、首に爆弾を抱える蝶野にハーフネルソンスープレックス6連発を放った話で盛り上がった。小橋は「あれは(セコンドの)天山(広吉)選手が悪い。タオルを投げようとしたので『出ていけ!』と言って、その怒りを蝶野さんにぶつけた」と弁明。被害者の蝶野は「ひどいよな。フラフラの俺に『大丈夫か?』と聞いてきて投げられた」と抗議。さらに「天山や中西(学)と一緒で、京都の人間は信用できない」と追及するも時間切れドローに終わった。