<小橋建太興行=後楽園ホール(11日)>1988年4月に全日本プロレスでデビューし、WARなどで活躍した北原光騎(54)が、30年のレスラー人生にピリオドを打った。「30周年&引退記念試合」では長井満也と組み、丸藤正道、スーパー・タイガー組と激突。丸藤にWARスペシャルを決めて見せ場をつくるも、最後は虎戦士の蹴りに沈んだ。セレモニーでは師匠の初代タイガーマスク(60)から特製マスクを贈られ「もう若い人にはついていけないと思った。30年やってこられて幸せです」と感無量の表情だった。