10日にプロレス・格闘技からの引退を表明した小川直也(50)がファン、関係者に改めて感謝の意を表した。

 柔道の世界選手権(9月、アゼルバイジャン)代表で長男の雄勢(21=明大)を指導するため、古巣の柔道界への正式復帰を目指して引退を決断。11日の本紙報道を受けて「たくさんメールをいただいた。こちらは粛々と新しい道に行ければいいと思っていたけれど…。『息子さんのため頑張ってください』ってメールをもらって、本当にありがたい」と語った。

 この日は自身のホームページでもメッセージを更新。師匠アントニオ猪木氏(75=参議院議員)が引退試合後のあいさつで述べた「この道を行けば…」で有名な詩「道」を引用し、ファンに「プロレス卒業」と報告した。