棚橋 デヴィットに敗れれば王座返上覚悟

2013年02月15日 16時00分

 新日本プロレス10日の広島大会で、IWGPヘビー級王者・棚橋弘至(36)がカール・アンダーソン(33)の挑戦を退けてV7に成功。3月3日の旗揚げ記念大会(東京・後楽園ホール)で、IWGPジュニア王者プリンス・デヴィット(31)との王者対決が濃厚になった。ノンタイトル戦になる見込みだが、棚橋は不覚を取った場合、王座を返上する覚悟を示唆した。

 

 広島決戦でアンダーソンを撃破してV7に成功した棚橋は、ジュニア王者・デヴィットから対戦要求を受けた。11日の大阪大会ではタッグ戦で激突。デヴィットをハイフライフローで撃破し、王者の貫禄を示した。

 

 しかし、棚橋は3日の後楽園大会のタッグ戦でデヴィットに3カウントを許しており、星を五分に戻したに過ぎない。「防衛ロードを突き進む以上、どんな借りでも残しておけないし、王者同士やりたいというのなら対応しますよ」と断言。3月3日の後楽園大会での王者対決が決定的になった。

 

 同戦は旗揚げ記念大会ならではのドリームマッチの色合いが強く、通常の王座戦とは一線を画したノンタイトル戦になる見込みだ。しかし、棚橋は「お互いのプライドをかけることになる。でもヘビーの王者を名乗る以上、負けは許されない。リスクは大きいけど全部、背負う覚悟ですよ」と、敗れた場合の王座返上を示唆。必勝の十字架を背負い、事実上の王座戦に位置づけた。

 

 現段階で棚橋のV8戦の相手は「NEW JAPAN CUP」(3月11日、後楽園で開幕)の優勝者が有力。ところが肝心の棚橋が、その直前にベルトを返上してしまうと、IWGP戦線が大混乱になることは間違いない。棚橋は「その時はNJCに出ますか」としたが、さすがに1週間前だとエントリーが締め切られている可能性は高い…。

 

 デヴィットとは過去のシングル戦績も1勝1敗。夢の王者対決とはいえ、棚橋がまさかの敗退を喫すれば、全てを失いかねない戦いになる。