リアルジャパンプロレスは6日、都内で会見し「原点回帰プロレス」第3弾(7月3日、東京・後楽園ホール)の対戦カードを発表した。

 昨年9月のデビューから4戦目となる元横綱大鵬の孫で元関脇貴闘力(50)の長男・納谷幸男(23)はタッグ戦で河野真幸(38)と組み、崔領二(38)、KAZMA SAKAMOTO(35)組と対戦することが決定。

 初代タイガーマスク(60)は「幸男は世界に羽ばたかなくてはいけない。若手主体から、インターナショナルなレスリングをしなくてはいけないという課題ですね。父親(貴闘力)から『息子を殺してくれ。そのくらい練習をやらせてくれ』と頼まれているので、父親に応えるくらい試練を与えないといけない」とテーマを掲げた。

 3選手は実績がある経験者ばかりで、その中で存在感を示すのは並大抵のことではない。もちろん幸男も十分自覚しており「このカードの中で(自分は)実績も何もない。期待を裏切らないように、がむしゃらにいきたいと思います」と決意を改めた。これまでは道場での練習が中心だったが、ここ最近はプロレスのリングを借りてトレーニングを積んでいる。「リングで練習できているので、自信があります」と堂々と口にした大器に注目が集まりそうだ。