“革命戦士”長州力(66)が18日、プロデュース興行「POWER HALL」(7月10日、後楽園ホール)の対戦カードを発表した。

 同興行は今年1月後楽園大会に続き2回目の開催となる。長州はメインで関本大介(37=大日本プロレス)、ヨシタツ(40=フリー)とトリオを結成して、秋山準(48=全日本プロレス)、橋本大地(26=大日本プロレス)、黒潮“イケメン”二郎(25=W―1)組と対戦する。

 注目が集まるのは専修大学レスリング部の後輩にあたる秋山との初対決だ。長州は「久しぶりに高揚してますね。どのくらいのものを彼がいま背負っているのか。今までの自分の形が、秋山と向かい合ったときになくなるんじゃないか。本当高揚してますよ。あまりきれいな、形の決まったプロレスはできないんじゃないかって感じですね」と興奮気味に闘志をみなぎらせた。1995年10月東京ドーム大会の安生洋二戦に近い感覚と表現し「あれは流れがなかったからね。秋山との試合は、僕もはっきり分からない。彼と組んだときにどうなるのか」と腕をぶす。

 一方の秋山も「先輩後輩関係なく、僕のプロレスをぶつけて、長州さんから勝ちたいと思ってます」とキッパリ。「リング上では徹底的にやらせてもらう」と宣戦布告し、火花を散らした。

 またセミでは藤波辰爾(ドラディション)、丸藤正道(ノア)、芦野祥太郎(W―1)組と鷹木信悟(ドラゴンゲート)、土肥孝司(W―1)、清宮海斗(ノア)組の6人タッグ戦が行われる。