• 文字サイズ

東スポWebトップ > ノンセクション > 社会 > 【タイ代理出産騒動】日本人父の19人子育て 倫理的問題が議論を呼ぶか

人気ランキング
東スポ芸能
東スポ本紙の芸能スクープ記事がスマホで読める!
国内3キャリア完全対応
詳しくはこちらから
アクセスはこちら!
http://g.tospo.jp/
QRコードQRコードをスマートフォンから読み取ってください



  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【タイ代理出産騒動】日本人父の19人子育て 倫理的問題が議論を呼ぶか


2014年8月、この問題を報じた本紙

 タイ人の代理母に、少なくとも19人の子供を産ませていた日本人実業家男性(28)の親権を、バンコクの裁判所が20日、認めたことが、世界中に伝えられた。男性はタイ政府の保護下にある子供13人を引き渡すよう求める訴えを起こしていたが、全面勝訴。大企業創業者の御曹司である男性は莫大な資産を持っており、裁判所は「子供たちは、実の父親から幸福と将来への機会を与えられるべきだ」と判断した。それでも「実の母を知らない子供」が、大金持ちの父親だけで本当に幸せになれるのか、などの倫理的な問題が議論を呼びそうだ。

 この裁判は現地で「1人(父)だけの親」の権利をどこまで認めるのか注目されていた。そんななか裁判所は、男性が十分な資産を持った一族の一人であること、すでに日本で看護師や乳母を雇い、受け入れ準備を進めていること、また犯罪に関与していないことを挙げ、13人の子供について親権を認めた。

 話は4年前、2014年にさかのぼる。バンコクのマンションで男性が代理出産で産ませたとみられる乳幼児9人が見つかり、ほかに10人が同様に生まれていたことから、タイ捜査当局は人身売買など犯罪の可能性があるとして捜査をスタート。発覚した子供の数があまりに多かったため、現地では「赤ちゃん工場」などとショッキングな見出しで報道された。

 日本でも本紙はもとより複数のメディアが「総資産70億円ともいわれる大企業創業者の御曹司による“子供1000人計画”か」などと衝撃的に伝えていたのを覚えている読者も多いだろう。

 その後の調べで、国内にいたうち13人の赤ちゃんがDNA鑑定で男性が父親と確認されていた。

 当初から不思議がられていたのは、男性が「100~1000人の子供をもうけたい」と常識外の子づくりを計画した動機だった。

 現地では「人身売買と児童労働のためではないか」などと違法行為目的の臆測が飛んだが、結果的に犯罪の証拠はなし。男性は弁護士を通じ「ただ大家族が欲しかっただけ」と説明していた。現地の医師は「自分の将来やビジネスを託す、本当に信頼できる家族を増やしたかったのでは!?」と推測する。

 現地報道によると、代理母の一人はスラムの住民で、借金返済のため依頼に応じ「タイの伝統的な菓子を売り、1日6米ドル(約643円)ほどを稼ぐだけの日々。1万ドル(約107万円)の報酬というので代理母になることにした」と明かしていたという。

 妊娠中はつわりや血圧上昇がひどく、予定より2か月早く出産。2か月後、子供の親権を放棄するため、初めて男性と会った。弁護士が同席していたが、男性とは「ほとんど言葉を交わすこともなかった」という。結局、男性が子供を欲しがる動機は知らされないまま、出産に臨んでいた。

 当時のタイでの代理出産は、主に子宝に恵まれない外国人夫婦が利用していた。ネット広告で代理母を募集するなど、広く行われていたが、今回の問題が発覚した翌15年、タイでは代理出産が禁止になった。

 裁判所は今回、引き渡しが決定した13人とは別に、男性が代理出産でもうけた子供をカンボジアで2人、日本で4人育てていることを明かしている。今後、男性は少なくとも19人の子供を育てていくことになる。

 ネットなどでは「両親の愛情がなくて優秀な子供に育つのか?」「家庭環境が心配」などのコメントがあふれている。あまりに多すぎる子供に、父親としての愛情をどれだけ与えられるのか? 母親の愛を知らずに育つたくさんの兄弟姉妹が反目しないのか、不安材料は挙げればキリがない。

 一方、タイで禁止になった代理出産は、隣国カンボジアなどへと移っていった。バンコク在住記者は「代理母はやはりタイ人で、代理出産を希望するカップルの受精卵を持って、ひそかにカンボジアへ渡る。そこで提携している病院へ行き、着床手術。その後、代理母はタイへ帰って生活し、予定日が迫るとまたカンボジアへ行き、出産するというわけです」。

 こうして“我が子”を抱いた外国人夫婦の中には日本人もいるという。

【編集部のおすすめ】




【関連記事】


ピックアップ
【ジャニーズ、元SMAPメンバー】本紙がつかんでいた不穏情報を一挙公開!
本紙がかねて伝えてきた「ジャニーズ帝国の激震」が、ついに究極レベルに達した。

【連載コラム】加護亜依の笑うカゴには福来る!?
「モーニング娘。」時代に「加護ちゃん」の愛称で親しまれたタレントの加護亜依が激動の半生を振り返る!(全16回)

野球探偵の備忘録
野球界の“気になるあの人”を追跡し徹底調査!


おすすめコンテンツ
出走メンバー、コメント、本紙の見解のコラムを掲載

「おっぱっぴー」な半生を赤“裸”々に告白!(全15回)

セブン‐イレブンのマルチコピー機で中央競馬レース前日午後5時から発売中!

第2、第3の人生を追跡!

女子からヤング、ベテランまでレーサーの人柄を紹介。さらにアカデミーで舟券的中を目指す!

住之江グランプリ&平和島クイーンズC

18〜25歳(高卒以上)。仕事内容は編集局の補助で原稿運び、郵便仕分けなど。やる気のある方、上記をクリック!

誤字脱字のチェックなどの校閲業務。高卒以上で最低1年間は勤務可能な方、上記をクリック!

注目のトピックス(外部リンク)
リンクについて


新着フォト
東スポ動画
注目コンテンツ
予選ステージは7月スタート!

ビートたけし本紙客員編集長が審査委員長の独自の映画賞!

日本マット界の隆盛、発展を祈念し、東スポが制定したプロレス大賞です。

開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載!