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政府専用機からもパネル落下 安倍首相外遊前に関係者ヒヤリ


 航空自衛隊は11日、政府専用機ボーイング747―400が羽田空港から新千歳空港に飛行中、部品の一部が落下したと発表した。昨年から飛行機からの部品落下が問題となっている中で、政府専用機までもが“落とし物”を出してしまった。

 空自によると、定期整備を終えた後、11日正午ごろ羽田空港を離陸し、午後1時過ぎに新千歳空港に着陸。空自千歳基地で機体の整備状況を確認した際、右の主翼とエンジンとをつなぐ部分の金属製のパネル1枚(縦38センチ、厚さ2ミリ、重さ約500グラム)がなくなっていたという。

 天皇・皇后や首相が搭乗する政府専用機は、空自が運営・管理し、整備は日本航空(JAL)が行っていた。日航によると、昨年11月から子会社のJALエンジニアリングが手掛けていた。トラブル対策のために2機の同時運用が基本で今回、パネルが落下した機体は12日から安倍晋三首相の欧州6か国歴訪で、予備機となる見通しだった。飛行の安全に影響はなく、新しいパネルをつけるなどして、出発に間に合わせるという。

 政府専用機は来年から新たにボーイング777―300ERが導入される予定で、現行のボーイング747は退役となる。整備先も日航から全日空(ANA)に代わるため、“ナショナルフラッグ”もJALからANAに“政権交代”となる。

 9日放送の「教えてもらう前と後」(TBS系)で政府専用機は取り上げられ、その緻密な管理・運用にスポットを当てられたが、パネル落下は痛恨のミス。山形県や青森県上空を通過したが、これまでけが人や落下物の情報はないという。

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