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朝鮮半島有事へ米中首脳緊急会談 “ポスト金正恩”に浮上した人物


 秒読み段階とも言われる朝鮮半島の有事だが、米中首脳の電話会談では“ポスト金正恩”についても話し合われたという。そこで出てきた名前は…。

 先月29日、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル「火星15」発射を受けてトランプ米大統領(71)と中国の習近平国家主席(64)が電話で緊急会談を行った。トランプ氏は「北朝鮮への原油供給を止めるべきだ!」と原油の全面禁輸を求めたという。

 政府関係者は「北朝鮮は、次にアメリカ大陸とハワイの間の太平洋上に長距離ミサイルを落下させる計画だ。習氏はトランプ氏に、中朝会談を望まない金正恩氏が嫌いだと伝え、有事で金ファミリーが追い詰められ亡命を求めた場合、中国への一時滞在は認めるが、いずれ第三国に移ってもらう方針を示した」と電話会談の内容を明かす。

 さらに、“ポスト金正恩”も話題に上り、在チェコ北朝鮮大使館で大使を務める正恩氏の叔父の金平日(キム・ピョンイル)氏が「次の北朝鮮のトップになる」との絵図を習氏は描いているという。

 平日(平一の表記も)氏とは、正恩氏の父・故金正日総書記の異母兄弟として知られる人物。1974年に故金日成主席の後継者として正日氏が内定すると、旧ユーゴスラビアやハンガリー、ポーランドで駐在大使などを歴任し、北朝鮮から離れていた。

 平壌情勢に詳しい関係者は「1993年に北朝鮮の核危機が起こった時、金日成氏は息子で後継者のはずの正日氏を軟禁し、平日氏を平壌に呼び戻した。翌94年に訪朝した米国のカーター元大統領と行った米朝首脳会談には、平日氏を同席させた。金日成氏は正日氏を失脚させて平日氏を後継者にしたかった」と指摘する。

 一時は“後継者”の資質ありとみられた人物ということだ。実際には同会談の直後、金日成氏が謎の死を遂げ平日氏は再び北朝鮮を追い出されることになったのだが…。

 いずれにせよ、米中首脳が“ポスト金正恩”について話し合ったということは、「その時」が遠くないと見てよさそうだ。

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