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飲食店を悩ませる「アニサキス食中毒」風評被害


 寄生虫による「アニサキス被害」が飲食店を直撃!? この春ごろから「アニサキス症」がテレビなどで盛んに取り上げられ“猛威”を振るっている印象が世間に生じている。芸人の渡辺直美(29)、「南海キャンディーズ」山里亮太(40)、「品川庄司」庄司智春(41)らが激痛にのたうち回ったことでも輪をかけた形。だが、厚生労働省は今年の流行を否定。消費者はひと安心だが、鮮魚店や居酒屋、すし店が報道過熱による“風評被害”に戸惑っている。

 厚生労働省によると、寄生虫「アニサキス」による食中毒の被害報告は2007年の6件から、16年は20倍超の126件に増加している。13年から食中毒の発生統計で「アニサキスによる食中毒」の集計を始めたため、実態把握が進んだ。

 国立感染症研究所寄生動物部も、05~11年に医療機関を受診した約33万人分のレセプト(診療報酬明細書)を基に計算すると、年間発生数は約7000件に上ると推計されるとしている。魚介類の流通事情が変化し、冷凍ではなく、生の状態で取引されるケースが増えたことも被害増加の要因と考えられるという。

 アニサキスはサケ、サバ、イカなどの魚介類の内臓に寄生しており、非加熱で食べた場合に感染の恐れがある。発症すると激しい腹痛や嘔吐に襲われることで知られる。激しい胃痛に見舞われた庄司智春の場合は胃から8匹も見つかり、胃はアニサキスにかみつかれ血だらけだったという。

 確かに症状は恐ろしいが、厚労省の担当者は「アニサキスは夏場にみられる食中毒というわけでもなく、通年で中毒患者が出ている。昨年は年間126件の被害が出ており、今年は7月末時点で64件なので、去年に比べて被害が急増しているなんてことも全くありません」と語る。

 冒頭の“激増”データを強調する報道もあるが、13年の法令改正でアニサキスによる食中毒が届け出・集計対象になったのを考慮すると、今年になって激増したわけではなさそうだ。ただ、報道過熱で「今年、この夏が危ない」と勘違いする人もいるのだろう。

 実際、渡辺直美が罹患したのは今年3月。山里は今年1月、庄司は昨年9月ごろだ。

「食中毒の季節が到来して、たまたま芸能人が多くかかって目をひくアニサキスが取り上げられたのだろう。以前『なぜこんなにダイオウイカが揚がるんですか』って聞かれたさかなクンが『ブームだからです。毎年揚がっています』と答えていたが、それと同じ。報道によってアニサキスが猛威を振るっているように見えてしまう」と当のテレビ関係者も話す。

 街の鮮魚店も戸惑いを隠せない。都内のある鮮魚店関係者は「売り上げがガクンと落ち込むほどではないが、お客さんの中には『本当に大丈夫なの?』と聞いてくる方もいるので、安全に食べるための対策をまとめたパンフレットを作って配布しているが、説明を尽くしても商品を戻してしまう方もいますね」。別の鮮魚店も「迷惑してますよ。でもね、水銀中毒の時もあったし、慣れっこだから」とあきらめモード。

 市場関係者も「すし店も影響を受けて、居酒屋の刺し身の注文も減っているようです。アニサキス自体が増えているわけではないんですけどね…」と嘆く。

 小売りに限れば、夏場はただでさえ鮮魚の消費が冷え込むといい“風評被害”に関連業者も悲鳴を上げている。

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