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【都知事選】主要3候補に次ぐ4位・上杉隆氏が“勝利宣言”「マニフェストで勝った」


まるで当選したかのような笑顔だった上杉氏

 過去最多の21人が立候補した東京都知事選は小池百合子氏(64)の圧勝で終わった。小池氏、増田寛也氏(64)、鳥越俊太郎氏(76)ばかりがクローズアップされていたが、他の18候補も選挙戦を戦い抜いた。ジャーナリストの上杉隆氏(48)は敗れはしたものの、“勝利宣言”をするなど満足な結果を得たようだ。

 約18万票を獲得した上杉氏は主要3候補に次ぐ4位で敗れたものの“勝利宣言”で、ダルマの目も入れた。

 上杉氏が他の候補者との討論にこだわったのは政策論争だった。「都政と直接関係のない問題を語っている候補者がいたが、都政の問題点はほぼ決まっている。横田の軍民共用が唯一イデオロギー的な政策で、あとは右も左もない。他の候補者と論争し、ブラッシュアップしていきたかった」(上杉氏)

 17年間に及んだ都政取材から導いた3つのゼロを含めた7つのマニフェストを作成し、6月の段階で各党に渡していたこともあり、期間中に各候補者は次々と「上杉マニフェスト」を模したゼロ政策を打ち出した。

 討論会等で同じ土俵に立てたとはいえなかったが、当選した小池氏とは綿密な政策交流を図っていたこともあり、上杉氏は「選挙では負けたが、政策、マニフェストで勝利を収めた。小池さんは我々の政策を持って、都庁に入っていくので、勝利宣言をしたい」と胸を張った。

 今後、小池氏から副知事など“入閣”を呼びかけられる可能性もあるが、上杉氏は都知事へのイスをあきらめるわけではない。「まだ40代です。東京を良くする旅は始まったばかり。街頭で都民の声を聴き、都政をしっかりとウオッチする都民運動をしていきたい」。既に次のモーションへ突入したようだ。
 7月21日夜のNHKの政見放送で公約の「NHKをぶっ壊す!」を9回も唱えて一躍、注目を集めたのは、政治団体「NHKから国民を守る党」代表・立花孝志氏(48)だった。

 敗れはしたものの、党代表の座は続投。今後もNHK批判の姿勢は堅持する。元同局職員の立花氏は、船橋市議になる前の2011年から、NHK批判を述べるネット番組を開局。ユーチューブに自身の公式チャンネルがあり、「チャンネル登録者数は4万5000人。動画の再生回数は(総計で)1日平均10万回以上ある。昨日は20万回でした」とバリバリの“ユーチューバー”ぶりを明かした。

 都知事選に挑戦した理由の一つは「『ユーチューブの再生回数を上げるため』と他者から指摘されても否定しない」とキッパリ。これからも、NHK批判を続けていく。

 元衆議院議員(10期)で元労働大臣(第2次中曽根改造内閣)の山口敏夫氏(75)は、都内の選挙事務所で自らの選挙戦を「120点満点」と総括した。選挙期間中、五輪利権にまみれているとして、元首相で2020年の東京五輪組織委員会会長の森喜朗氏(79)を徹底批判してきた。

 一時はどんどん膨れ上がった新国立競技場の建設費などに絡んで、山口氏は「アスリートや世界の平和のための五輪じゃなく、利権まみれのゼネコン五輪だ。森さんは小池さんを嫌っていたけど、それは操り人形にならないからだ。森さんが応援した増田さんが落選したことで求心力が低下し、誰も相手をしなくなる」と持論を展開した。

 今後については「選挙はくたびれるからもういい。今後は税と社会保障と行財政の一体改革運動をしていく。理念にかなう候補者がいれば、全国津々浦々へ応援に行く」と宣言した。

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