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イスラム国に参加志願した北大生の素顔


北大生を取材していたジャーナリストの常岡氏

 警視庁公安部は6日、イスラム過激派組織「イスラム国」に加わるために、シリアへ渡航を計画していた北海道大学の男子学生(26=休学中)の関係先を私戦予備・陰謀の疑いで捜索した。ジャーナリストや人権活動家の首を切断する動画を公開する凶悪組織に、日本人の学生が身を投じようとした事実は世間を震撼させるばかりだ。北大生を取材していたジャーナリストの常岡浩介氏(45)が明かした北大生のイスラム国への志願理由とその素顔とは――。

「北大生の明るい表情とは裏腹に、口から出てくるのは『死にたい』『自殺したい』という言葉ばかり。一種の破滅・自殺願望があった。『日本のくだらないフィクションを全力で否定したい。シリアという全く違うフィクションに身を置きたい』という抽象的な言葉が印象的でした」と常岡氏は振り返る。

 数学を専攻していたという北大生は、今年4月に東京・秋葉原でSF本を主に扱う古書店で「求人 勤務地:シリア」の張り紙を見て、連絡を入れたという。張り紙をしたのは店主とみられ、親交のあるイスラム法学者の元大学教授(54)に北大生を紹介。元大学教授はシリア行きへの計画を進めると同時に、シリア事情に精通している常岡氏に同行取材を要請した。

 北大生のほかに千葉在住のフリーター(23)が応募しており、2人は8月に渡る予定で、北大生はイスラム国への加入条件であるイスラム教への入信と歴史上の数学者を模したとみられるイスラム名も得ていたという。

 ところが、フリーターは家族の反対で断念し、北大生は壮行会でイスラム国入りを告白したところ、仲間からとがめられ、パスポートを盗まれたという。

「北大生は警察に被害届を提出し、パスポートを持ち去った仲間がシリア行きの話を警察に伝え、今回の捜索の端緒になった。今思えば、北大生は警察にシリア行きを止めてもらいたかったのかもしれない」(常岡氏)

 その後、北大生から音沙汰はなかったが、常岡氏がイスラム国に拘束された湯川遥菜氏(42)の取材等でシリアへ出掛けることを知った元大学教授は今月4日に再び北大生の同行取材を要請。常岡氏と北大生は7日に日本をたち、トルコ経由でシリアへ渡る計画だったが、6日の警察の家宅捜索で北大生のパスポートは押収された。

 常岡氏の言う通り、北大生が書き込んだとみられるツイッターには「死にたい」「来世は最高の人生を送りたい」などと陰気なツイートが並んでいた。

「イスラム国に参加したいと言いながらもアラビア語やシリア、イスラム国に対し、全く関心がなかった。ミリタリーオタク的で、イスラム国はその趣味を生かしながら死ねるという場所だったのでは。ただ本気でシリアへ行くとは思っていなかった。またドタキャンになるか、現地に行ったとしても行方をくらましてしまうと」(常岡氏)

 北大生はEXILEのAKIRA(33)似のワイルド系イケメン。明るく振る舞う外見からは、深刻な悩みを抱えている様子はうかがえなかったという。公安部の調べには淡々と応じている。

 北大生のイスラム国入りは未遂に終わったが、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(66)はブログで、今年9月にイスラエルを訪問した際、現地の外務次官から「イスラム国には9人の日本人が参加している」と伝えられたことを明かしている。

 イスラム系ジャーナリストは「いわゆる“自分探し”に苦戦したり、失敗した人がイスラムのコミュニティーに投じるのはよくある話。予備軍のような人は国籍を問わず現地にもたくさんいるし、今回のニュースでも志す人は、さらに増えると思う」と宗教観の薄い人が多い日本は、イスラム系過激組織にくみしやすい土壌があると指摘する。イスラム国がツイッターなどのSNSで世界中の若者を集結させている中、“日本人部隊”が誕生してしまうのか――。

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