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なぜできた「犬から猫に輸血」


 死にかけた猫が、犬からの輸血で助かった!!「ニュージーランド・ヘラルド」などが報じた。

 ニュージーランドのタウランガに住むキム・エドワーズさんは16日、自宅で愛猫のマギー・ロリー(オス、7歳)がぐったりしているのを発見した。動物病院に連れて行くと、殺鼠剤のネコイラズを食べて、死にかけていると診断された。獣医のケイト・ヘラー医師が「輸血して全身の血を入れ替えないとすぐに死んじゃいます」と緊急輸血の必要性を訴えた。

 しかし、ロリーの血液型は不明。猫の血液型は3種類あるが、猫には自然抗体があり、ほかの型が輸血された場合、死んでしまう可能性が高いという。また、猫は1匹から25㏄程度しか採血できないが、大型犬なら1匹から200㏄もの採血が可能。そこで、ヘラー医師が仰天提言をした。

「犬から輸血をしましょう! 死ぬかもしれないけど、死ぬとしても5日間くらいかかる。それまでに型が合う猫の血を輸血すればいいんです」

 エドワーズさんの知人が飼っているラブラドルレトリバーからの輸血を受け、ロリーは死を免れた。

「異種間輸血はやったことがないけど、輸血しなければ確実に死ぬという状況だったので、やるしかなかったのです」とヘラー医師。22日時点で、ロリーは元気だという。

 実は米国の国立生物工学情報センターの文献によると、猫は犬の赤血球抗原に対する自然抗体を持っていないため、犬の血液を入れても凝固するなどの拒絶反応が起きないのだという。ただし、一度、犬の血が猫に入ると、1週間以内に抗体が作られる。そのため、1週間後に犬から2度目の輸血を受けると、拒絶反応が起き、死んでしまう可能性が高いようだ。

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