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スピード違反で初公判のグッドウィル・折口元会長 自己破産から億万長者に返り咲いたワケ


折口雅博氏

 今年2月に都内の首都高で時速87キロオーバーで車を運転したとして、人材派遣大手の旧グッドウィル・グループ(GWG)の折口雅博元会長(57)が道交法違反の罪で東京地検に在宅起訴されていたことが13日に分かり、同日には東京地裁で初公判が開かれた。2009年に自己破産し、表舞台から消えた折口氏だが、再び億万長者へとのし上がっていた矢先だった。

 折口氏は中野区の首都高速中央環状線で時速147キロでベンツを運転し、法定速度87キロオーバーで一発免停となる道交法違反の罪で東京地検が9月20日付で在宅起訴していた。初公判で、折口氏は起訴内容を認め「大変深く反省している。二度と車には乗らない」と述べた。

 折口氏といえば“バブルの申し子”“元祖ヒルズ族”として、ジュリアナ東京やヴェルファーレの仕掛け人となった後、1995年に人材派遣会社GWGを設立。訪問介護大手コムスンを買収するなど事業を拡大し、時代の寵児となったが、介護報酬の不正請求や違法派遣が発覚し、折口氏や資産管理会社は09年に300億円余りの負債を抱え、破産していた。

「カネの亡者と非難ごうごうだった折口氏は破産後、逃げるように米国へ移住し、行方も分からなくなっていたが、トランプ政権が誕生した際にニューヨークのトランプタワーに居住し、トランプ大統領と通じる日本人として再び脚光を浴びていた」(政界関係者)

 折口氏は米国で日本食レストラン事業を成功させ、その後、投資家に転身。米国を拠点に現在は投資ファンドで、再び億単位のカネを動かしている。かつての聖地だった六本木にも支店を構え、日本のベンチャー企業に投資やコンサルティングを行っていた。

 検察側は懲役3月を求刑し、即日結審した。折口氏の弁護側は「深く反省し、贖罪の寄付もしている」と寛大な処分を求めたが、また“バッドニュース”で世を騒がせてしまったようだ。

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