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お茶の水女子大トランスジェンダー受け入れへ 元男性が明かした学生生活の苦労


お茶の水女子大・室伏学長

 お茶の水女子大(東京・文京区)が、2020年度からトランスジェンダーの学生を受け入れる方針を発表した。文科省によると女子大では国内初。戸籍や身体上の性別が男性でも、自身の性別を女性と認識している者を「女子」と定めて入試の出願資格を与える。これには、キャンパスライフで苦労してきたトランスジェンダーの学生からも好意的な声が上がっている。

 お茶大は10日に記者会見を開き、入試の出願資格である「女子」の規定について、戸籍の性別が女性である受験生はもちろん、戸籍上は男性でも性自認が女性のトランスジェンダーの学生も20年4月から受け入れる方針を説明した。

 自身の性別に違和感を持つ性同一性障害もトランスジェンダーの大枠に含まれるが、「女性(男性)が好き」などの性的指向は一切関係ないという。

 対象は20年度の学部・大学院の新入生。22年度からは編入も可能に。今年から施設整備などの準備に着手し、受け入れに向けてガイドラインを策定する。

 実際の入試では、学生が事前に申し出て、大学側が出願資格を確認する予定だ。医師の診断書や第三者からの証明書の必要の有無など、具体的な方法は今後検討する。

 だが、「自分が女性だと思う」と自己申告するだけでも「自分が女性と自認していて、お茶の水女子大で学びたいと心から思うなら、受け入れ委員会で判定する」(室伏きみ子学長)。

 在校生に混乱はなく「どのように交流すればよいのか研修してほしい」と前向きだという。着替えやトイレ、サークル合宿など、身体的な性別を生徒らが意識する機会は生じるとみられるが「手探りしながら、最適な解決策を見つけていくことになる」とした。

 これまで、女子大で学びたかったMTF(男性から女性になるのを望む人)は共学で過ごしてきた。数年前に地方から都内の有名共学私大に入学した元男性のAさん(20代)も本紙にこう胸の内を明かした。

「私もお茶大に憧れていた。今後は入学を目指すトランスジェンダーが増えそう」と今回の決定を喜んでいる。

 大学在学中に性別適合手術を受け、戸籍も変更したAさんが語るのは、まず直面する排せつの問題だ。MTFは学校での小便を我慢してしまう。立ちションする自分自身を受け入れられないのが理由だという。

「膀胱炎になる子が多い。私も入学当初は大学のはずれの誰もいない男子トイレを使った」と話す。途中から女子トイレを使うようになり、見た目も女性のAさんの行為を周囲も自然と認めたが「都内の別の共学私大では、同じ境遇の友達が女子トイレの使用を訴えたけど許可されなかった」という例もある。

 体育の科目は、着替えが「ダルくて」履修しなかった。どちらの更衣室を使うのか考えるのもストレスになる。一方、戸籍変更後は健康診断に女性として参加できた。

「周囲の目は気にならないか? 男性は健康診断で他の男性のことなんて気にしないでしょ。そんな感じ。他の女に興味なんてなかった。胸が大きくてスタイルがいい子を『うらやましい』と思うくらい」

 Aさんはお茶大の決定を喜ぶ一方で「初年度の入学者は目立つし、つらいこともあるかもしれない。LGBT(性的少数者)の子は病みやすい。見た目に劣等感があるから、他の女の子と比較して死にたくなることもあった。私の大学はゲイタウンが近かったし、ゲイサークルもあったから、田舎者のゲイも受け入れてくれる安心感があった。お茶大にも心のケアをお願いしたい」と心配もする。

 時代に合った試みだけに、関係者は全力を尽くしてほしい。

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