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“紀州のドン・ファン”怪死の謎 全裸遺体から検出の覚醒剤と過去発言の矛盾


本紙に性豪ぶりを語っていた野崎氏

「4000人の美女に30億円を貢いだ」などの逸話で知られた“紀州のドン・ファン”こと、和歌山県の実業家、野崎幸助氏(77)が“怪死”を遂げていたことが明らかになった。総資産額は50億円ともいわれ、本紙インタビューでは「いい女を抱くために一生懸命仕事をしている。男はそうじゃなきゃいけない」と豪快に語り、今年2月には55歳年下の女性と3度目の結婚をしたばかり。31日発売の「週刊新潮」は、その遺体から覚醒剤が検出され、警察が捜査に乗り出す事態になっていると報じたから穏やかでない。

 野崎氏の名前が世間に知れ渡ったのは2016年2月、50歳近く年下の愛人に6000万円相当の金品を盗まれた事件が明るみに出た際だった。

 この事件で当時の愛人は逮捕され、5000万円相当の宝石は戻ってきたが、現金は返ってこなかった。一方で、野崎氏の「セックスは1日5回」などの驚がくの性豪エピソードが注目され、自叙伝「紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男」も大反響を呼んだ。

 その後も数々の女性との恋愛を繰り返したが、今年2月には55歳年下の女性Aさん(21=当時)と結婚。Aさんは身長170センチほどのスレンダー美女で、表向きには「羽田空港で転んだところをAさんに助けられた」ことになっている。だが、実際には高級デートクラブに登録していたAさんを野崎氏が見初めた形だった。

 そんな新妻との幸せなセックスライフを送っているはずだった野崎氏の怪死を31日発売の「週刊新潮」「女性セブン」が同時に報じた。

 それらによると、野崎氏は5月24日、田辺市の自宅でAさんと夕食を取り、1人で2階の寝室に上がった。4時間ほどたって、Aさんが寝室に向かったところ、全裸でソファに座り込んで息絶えていたという。

 77歳という年齢から心臓発作も疑われたが、遺体に不自然な点があることから司法解剖に。すると覚醒剤が検出されたと新潮は報じた。そのため、Aさんをはじめ、家政婦や野崎さんが経営する会社の社員が任意で事情聴取を受ける事態にまで発展しているという。

 セックスに強い執着を持つ野崎氏だけに、覚醒剤を使用しての性行為も疑われたが、この点に関しては、野崎氏をよく知る地元の知人も「薬物の噂なんてまったくない。覚醒剤を使用していたなんて信じられない」と疑問を投げかける。

 過去の本紙インタビューでも「セックスは1日5回しないと気が済まない」「僕はバイアグラとか薬は使わない。そういうのはしない。自然です」と、あくまで“自力”でのセックスに美学を持っていた。著書などでも、たばこはもちろん、違法薬物なども一切やらないとしていた。

「薬物での逮捕歴もないことから、地元県警は殺人も視野に入れて捜査を行っている。資産の金額が大きいだけに注目も集めており、もし事件となれば、あの和歌山毒物カレー事件以来の騒動になる可能性もある」(在阪報道関係者)

 野崎氏は2人の元妻との間に子供はおらず、50億円ともいわれる遺産はAさんと、野崎氏のきょうだいで相続することになるという。

 かつて本紙に「農家へのコンドームの訪問販売で稼いだ金を霞が関の国家公務員やエリートサラリーマンに貸した。彼らは体裁があるから、金を返すからね」と笑い「外務省のある人間には600万円踏み倒されたこともある。宮内庁関係者でも破産してしまった人間がいるんだよ」と明かした野崎氏。冒頭の愛人による盗難事件も含め、カネにまつわるすったもんだは尽きなかった。

 そして最後は莫大な遺産と55歳年下妻を残し、謎の死を遂げた。“紀州のドン・ファン”怪死の真相は明らかになるのだろうか。

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